【書評】髙橋洋一『99%の日本人がわかっていない国債の真実』 [書評]
国債についての誤解をとくための本です。
国債は国の借金です。
ですが、個人の借金と同一すべきではなく、企業の借金と捉えるのがより正確だと説きます。
マクロ経済的には、国が支出を増やすと経済が上向きます。
支出を増やすにしても増税だと景気を冷やすので、国債の出番というわけです。
国の財政は、資産と負債のバランスで捉える必要がありますが、実は日本政府の資産と負債がほぼイコールで、財政は健全だそうです。
著者はこのバランスシートを官僚時代に作成した本人なので、詳しいのも納得です。
国債について学べる良著だと思います。
マクロな観点から国債を考えたいひとのために!
99%の日本人がわかっていない国債の真実 ―――国債から見えてくる日本経済「本当の実力」
- 作者: 高橋洋一
- 出版社/メーカー: あさ出版
- 発売日: 2017/07/21
- メディア: Kindle版
国債は国の借金です。
ですが、個人の借金と同一すべきではなく、企業の借金と捉えるのがより正確だと説きます。
マクロ経済的には、国が支出を増やすと経済が上向きます。
支出を増やすにしても増税だと景気を冷やすので、国債の出番というわけです。
国の財政は、資産と負債のバランスで捉える必要がありますが、実は日本政府の資産と負債がほぼイコールで、財政は健全だそうです。
著者はこのバランスシートを官僚時代に作成した本人なので、詳しいのも納得です。
国債について学べる良著だと思います。
マクロな観点から国債を考えたいひとのために!