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【映画】007 No Time To Die [映画評]

ジェームスポンドシリーズ25作目であり、ダニエル・クレイグ5作目のボンドです。


007/ノー・タイム・トゥ・ダイ [Blu-ray]

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2022/10/07
  • メディア: Blu-ray



冒頭で少女が能面の男に襲われます。
母は殺されますが、娘は逃げ出し、凍り付く湖に落ちたところをなぜか能面の男に助けられます。この能面の男はボンドの敵、スペクターに恨みを持っています。
場面は変わりイタリアへ。引退したボンドが妻と平和に暮らしているところに、突如として敵(スペクター)に襲われ、妻の内通を疑って二人は別れます。
ここまでがプロローグです。
メインはロシア人科学者が開発したナノマシーンです。このマシーンにDNAを読み込ませることで特定のターゲットを確実に殺すことができます。
これはMI6が開発を進めていたのですが、能面の男とロシア人科学者がコンビを組み、秘密基地でこのナノマシーンを改造し、世界を破滅させる兵器に改造を進めていた。
そこにボンドたちが乗り込みます。
というのが、かなりはしょったストーリーです。
テーマとしては別れた夫婦の再生、いかにひとを信じるのか、というところだと思います。
お互いに不信感を持っていた夫婦は再結合し、引退した007を引き継いだ後任はジェームスボンドに敵愾心を持っていましたが、お互いに協力することでチームとなり、和解します。
スパイ映画らしくアクションシーンや特殊道具も盛りだくさんで、セットも派手です。
あと日本人としては、枯山水風の庭に水があるのは違和感かも。
枯山水で白砂に付けられる模様は水の流れを表していて、そもそも水を使わないから枯山水なのですから。
製作費3億ドルで興行収益7億7400万ドルなので成功作だと思います。
2時間40分ありますが、一気に見られる作品だと思います。

肩ひじ張らずにスパイ映画を楽しみたいひとのために!
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