【書評】山川健一『「空海」の向こう側へ~現世を生き抜くための密教のすすめ~』 [書評]
著者が感じる空海とのつながりです。
著者は小説家であり、ロッカーであり、過去にはドラッグに浸った時期もありました。
そうした著者が仏教系の幼稚園に通ってきたこともあり、身近に感じ続けてきた空海。海外での経験などを経て、空海に親近感を覚えていきます。
そうした魂の遍歴をつづったバイブルです。
もちろん空海や密教についての解説もありますが、本人も専門家ではないと断っていますし、大胆な仮説もあります。
ですが、専門家ではないからこそ、普通の読者のすっと入り込む言葉があります。
「無理をせずありのままに生きよう」という考えに強く惹かれます。
密教をもっと身近に感じたいひとのために!
「空海」の向こう側へ 現世を生き抜くための密教のすすめ [ソフトバンク新書]
- 作者: 山川 健一
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2007/05/16
- メディア: 新書
著者は小説家であり、ロッカーであり、過去にはドラッグに浸った時期もありました。
そうした著者が仏教系の幼稚園に通ってきたこともあり、身近に感じ続けてきた空海。海外での経験などを経て、空海に親近感を覚えていきます。
そうした魂の遍歴をつづったバイブルです。
もちろん空海や密教についての解説もありますが、本人も専門家ではないと断っていますし、大胆な仮説もあります。
ですが、専門家ではないからこそ、普通の読者のすっと入り込む言葉があります。
「無理をせずありのままに生きよう」という考えに強く惹かれます。
密教をもっと身近に感じたいひとのために!