【書評】『私は真犯人を知っている未解決事件30』 [書評]
戦後をにぎわせた事件のルポです。
30もあるので、事件への視点は様々です。
真犯人を知っていると主張する記者もいれば、解決済みの事件のその後を追う記者もいます。
出版が2010年なので、その後に解決した事件もあります。
真犯人を知るというより、戦後犯罪史みたいな感じで読むと良いかもしれません。
個人的には麻生幾氏のリポートである「悪魔の詩」殺人の真相が気にかかります。
「悪魔の詩」が反イスラムとして、イスラム教の指導者が関係者に対する死刑宣告を出したのですが、日本でも本書を翻訳した教授が殺害され、未解決のまま時効となりました。
まさに戦後の闇といったところです。
犯罪史に興味のある人向けに!
30もあるので、事件への視点は様々です。
真犯人を知っていると主張する記者もいれば、解決済みの事件のその後を追う記者もいます。
出版が2010年なので、その後に解決した事件もあります。
真犯人を知るというより、戦後犯罪史みたいな感じで読むと良いかもしれません。
個人的には麻生幾氏のリポートである「悪魔の詩」殺人の真相が気にかかります。
「悪魔の詩」が反イスラムとして、イスラム教の指導者が関係者に対する死刑宣告を出したのですが、日本でも本書を翻訳した教授が殺害され、未解決のまま時効となりました。
まさに戦後の闇といったところです。
犯罪史に興味のある人向けに!