【書評】山川健一『サザンクロス物語』 [書評]
長編冒険バイク小説です。
バイクショップオーナーである主人公が、謎の人物より「サザンクロスの謎」を追うように依頼されるというより、強制されて旅に出ます。
主人公が選定される理由は薄いのですが、この強引さがまたひとつの魅力になっていると思います。
後半で主人公たちはオーストラリアに飛び、スピリチュアルな体験をします。
宇宙との一体感と、目の前にある現実との調和。それが主題のように感じます。
あとがきで、著者は「制作費に縛られることのない、映画のような小説を書けないものか」と述べています。
その通りの小説かと思います。
映画のような小説を読みたいひとのために!
バイクショップオーナーである主人公が、謎の人物より「サザンクロスの謎」を追うように依頼されるというより、強制されて旅に出ます。
主人公が選定される理由は薄いのですが、この強引さがまたひとつの魅力になっていると思います。
後半で主人公たちはオーストラリアに飛び、スピリチュアルな体験をします。
宇宙との一体感と、目の前にある現実との調和。それが主題のように感じます。
あとがきで、著者は「制作費に縛られることのない、映画のような小説を書けないものか」と述べています。
その通りの小説かと思います。
映画のような小説を読みたいひとのために!