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創作状況【12月下旬】 [ぼくの公募状況]

今年も終わりです。よい年越しを~。

【サイトーメルマガ第171回の内容紹介】
◆創作についてのエッセイ「文章のセンスについて」
◆小説でもどうぞ!に挑戦中(第2回)
◆おまけのもう1作
◆公募情報数点
 来月のテーマは文章力について思うことです。
 次回発行は翌年1月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
 https://www.arasuji.com/mailmagazine.html
 ※ページの下の方に登録フォームがあります。

【ショートショートガーデン】
坊っちゃん文学賞用のボツネタその10です。
Мの教授とSのマユミ。二人のコンビその3です。

〔タイム・スリップ・マシーン3〕
https://short-short.garden/S-uCTrsY

【小説でもどうぞ】
今月の作品を投稿する。
なんだかんだと1/3ほど書き直す。
うーん、いまいちだなあ。リドルストーリーと決め打ちして書いたので、柔軟性を欠いていたのかもしれない。
まあ、何事も練習ということで。

【yomeba!】
テーマ「劇場」の入選作を順番に読んでいきます。
・『ウサギと罪』 あんどー春
これ設定が面白いです。童話の世界で人気となり、干支のメンバーに抜擢されて得意絶頂のウサギが、自堕落な生活を送り、小さな舞台で再起を図るところから物語が始まります。
普通ならこれらの設定を説明したくなるところを
>ウサギは稽古場の床にひざまついた。
の1行で読者に概ね状況を理解させてしまうところが絶品です。
これこそ、ショートショートの文体です。
そこから童話やら、ミュータントタートルズやらをネタに、たぬき座長(実はウサギに焼かれたぶんぶく茶釜の息子)との掛け合いが続きます。
ウサギと座長のキャラもよく対比されています。
唯一の残念はオチがないところでしょうか。
とても楽しめました。


【星新一賞】
第8回星新一賞受賞作品を読み終わったので、次は第7回星新一賞受賞作品を順番に読んでいきます。

・ジュニア部門 グランプリ 『折り紙』 池田玲亜
折り紙を現実化する機械が発明されます。その機械に折る前の折り紙を照射させたところ、誕生したのは……という話です。
これ、星新一に親しんだ人間としては、素直に面白いです。
星新一の作風に近くシンプルな構成になっており、とても懐かしい感じがしました。文章も子供らしくて、好感が持てます。
前半の村田の経歴や長壽世界である必然性はとか、「すぐ」を連発しているところなど、大人目線では指摘すべき事項はありますが、個人的にはとても好きな作品です。
素直に楽しめる良作だと思います。

【創元SF短編賞】
いつものように推敲する。
内容をすっかり忘れていたので、まるで初見の読者のように手を加える。
今回のテーマは重力と時間にしたのね。重力についていろいろ調べて、結局何も使わなかったことを思い出す。金属の塊で重力波を検出しようとした風変わりな科学者の話は面白かったのですが。
文章を整えた結果、40×40で25枚となりました。原稿用紙換算で100枚程度です。
あとは概要をつけるだけだけど、これが難しい……。

【坊っちゃん文学賞】
そのうちアイデアを形にします。
ほとんどボツになるとは思いますが。

【その他モロモロ】
・めかぶ川柳に応募してみた。超ベタ作品3つ。2月14日発表です。
・2021年でんち川柳コンテストに応募。ベタ作品を3つ。2月下旬発表だけんども。
・福島正実SF童話賞は時期が近付いたら考える。
・みんなが作る「5秒後」コンテストは12月中旬発表。
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