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創作状況【12月中旬】 [ぼくの公募状況]

大竹英雄名誉棋聖が79歳で引退したとの報道にびっくり。囲碁界は現役が長いです。

【サイトーメルマガ第171回の内容紹介】
◆創作についてのエッセイ「文章のセンスについて」
◆小説でもどうぞ!に挑戦中(第2回)
◆公募情報数点
 来月のテーマは文章力について思うことです。
 次回発行は12月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
 https://www.arasuji.com/mailmagazine.html
 ※ページの下の方に登録フォームがあります。

【ショートショートガーデン】
坊っちゃん文学賞用のボツネタその9です。
Мの教授とSのマユミ。二人のコンビの続きです。

〔タイム・スリップ・マシーン2〕
https://short-short.garden/S-uCTrpy

【小説でもどうぞ】
今月の作品を推敲する。強引に前半に「賭け」というキーワードを出したがどうか。
来月のテーマを二つ書く。
てっきり「恋愛」だと思い込んでいましたが、正しくは「恋」ですね。
二つともSFですが、公募の傾向を加味して現代文的なものを選ぶ。
まあ、SFの世界ではありきたりなオチなのですが。

【yomeba!】
テーマ「劇場」の入選作を順番に読んでいきます。
・『死期の人』 睡河眠琉
舞台で死にたいと願っていた舞台俳優が、最後に自分が演じてきた役柄を独り舞台で演じ切り、そして死んでいく話です。
ラストの「客席も舞台の一部。マネージャーも演者の一部」というのがテーマかと思いますが、ラスト付近で辻褄をあわせただけで全体的なストーリーと合致していません。
このテーマなら、どんどん客席を舞台にからませないといけませんし、マネージャーも同じく舞台とのからみが少なすぎます。
また主人公はマネージャーなのですが、冒頭で登場するのは舞台俳優で、その後も舞台俳優中心に回っていくので、主人公をマネージャーとするならもっとグリップしないと思うことしかり。
そもそも、このような舞台に客が大勢入るのだろうかなあという素朴な疑問も。
講評にあるように、熱意は感じるのですが。

【星新一賞】
第8回星新一賞受賞作品を読み終わったので、次は第7回星新一賞受賞作品を順番に読んでいきます。
・優秀賞 『プラスチックのない島で』 山﨑夏梳
プラゴミ問題をテーマとした作品です。
主人公の教授はプラゴミを分解するバクテリアを作り出しますが、その結果、教授の妻子が乗ったボートが沈んでしまいます。
各国はこの最近に対抗するプラスチックを発明し……という輪廻転生式のオチで終わります。
星新一賞の受賞作を読むと、現代の問題、とくに戦争や環境をテーマにした作品が目立ちます。
そういった意味で、本作は星新一賞の中心というべき作品だとも思います。
構成としては、難があると思います。最初に授賞式に呼ばれたところから始まりますが、受賞理由が後半になるまで明かされません。ストーリーが冗長になっており、これは冒頭で説明すべきです。
場面も行ったりきたりでせわしなく、冒頭のやりとりも必然性が分かりません。
設定にも苦しい部分があります。
新種のバクテリアをいきなり野外で増やすとか、嫌気性なのに急に好気性に変わるとか、そもそも嫌気性なのになぜ地上や海面にあるプラゴミを分解できるのかとか、いきなり分厚いボートの底を破るぐらい狂暴になるとか、などなど。
これはテーマの良さと、ラストの雰囲気で選ばれたのかな。
そのようなことを思いました。

【創元SF短編賞】
推敲します。きっと、たぶん……。

【坊っちゃん文学賞】
ひとつ書いたがやっぱりボツ。
少しましそうなアイデアを思いついたので、とりあえずメモだけ書いておく。

【その他モロモロ】
・2021年でんち川柳コンテストに応募。ベタ作品を3つ。2月下旬発表だけんども。
・福島正実SF童話賞は時期が近付いたら考える。
・みんなが作る「5秒後」コンテストは12月中旬発表。
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