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創作状況【11月下旬】 [ぼくの公募状況]

藤井聡太四冠の快進撃は凄いですね。

【サイトーメルマガ第170回の内容紹介】
◆創作に役に立つ書籍紹介 倉知淳『皇帝と拳銃』
◆小説でもどうぞ!に挑戦中(第1回)
◆公募情報数点
 来月のテーマは「典型的な倒叙ミステリ」です。
 次回発行は11月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
 https://www.arasuji.com/mailmagazine.html
 ※ページの下の方に登録フォームがあります。

【ショートショートガーデン】
坊っちゃん文学賞用のボツネタその7です。
最後の1行で落とす作品ですが、まあ、いろいろとありまして。

〔トラベルミステリ〕
https://short-short.garden/S-uCTrgL

【小説でもどうぞ】
今月の作品を応募する。
応募直前に気が付いたのだが、ずっとテーマを「手紙」と勘違いしていた。
草稿段階では「記憶」だと思ってたはずなのだが、途中で「手紙」と誤解して推敲を進めてしまった。
だからテーマと作品がずれている。
バカバカしくてハートウォームな、個人的は好きな系統の作品には仕上がっているのですが。

【yomeba!】
優秀作、入選作が発表された。
田辺ふみは優秀作に選ばれましたが、入選には届かず。惜しい。
あんどー春さんは、本当にいろいろなところで入選されているなあと、思います。すごいです。

【星新一賞】
第8回星新一賞受賞作品を読み終わったので、次は第7回星新一賞受賞作品を順番に読んでいきます。

・優秀賞 『ニューロマンザイ』 東一眞

AIによる機械学習で生まれたニューロマンザイを操るコンビのストーリーです。
相方が闇営業に手を出したため表の世界から追放されますが、闇の世界で爆笑漫才を復活させて、悪人たちを一網打尽に”笑死”させます。
という、突拍子もないバカSFですが、個人的には好きです。
展開はかなり強引だし、「トム&ジェリー」や「ブラックジャック」といった既存作品の実名をバンと出すところにやや疑問も覚えますが、さり気なく時事ネタを入れながら、最後の最後まで”笑い”に徹底した作風に好感が持てます。
弱点を上げるとしたら前半でしょうか。
独特のワードが次から次へと出てきて、たぶんSF感を出すためだとは思いますが、あえて新しい言葉を出さなくてもよかった気がします。
あと、笑いの描写にもっとバリエーションがあっても良かったも。
プラスアルファ的な話なんですけどね。

【創元SF短編賞】
そろそろ推敲しないと忘れそうです。
たまには思い出して(笑)

【坊っちゃん文学賞】
作品をふたつ書くが、両方ともボツ。
まあ、そのうちショートショートガーデンにUPします。

【その他モロモロ】
・2021年でんち川柳コンテストに応募。ベタ作品を3つ。2月下旬発表だけんども。
・福島正実SF童話賞は時期が近付いたら考える。
・みんなが作る「5秒後」コンテストは12月中旬発表。

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【書評】黒崎視音『KEEP OUT 警視庁心理捜査官』 [書評]

デビュー作『警視庁心理捜査官』の続編です。


警視庁心理捜査官 KEEP OUT (徳間文庫)

警視庁心理捜査官 KEEP OUT (徳間文庫)

  • 作者: 黒崎視音
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2010/07/02
  • メディア: 文庫



前作は上下巻の長編でしたが、本作は短編集です。
現場にでた主人公が、様々な事件に遭遇し、心理捜査官として培った技術とひらめきで何事件を解決していきます。
いろいろな登場人物が一気にでてきたり、やや無理に主人公の過去につなげたりと、読みにくい部分もありますが、前作より進化していると思います。

短編ミステリを読みたいひとのために!
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【書評】茂市久美子作・とよたかずひこ絵『ドラゴンにごようじん』 [書評]

図書館のロングセラーです。


ドラゴンにごようじん

ドラゴンにごようじん

  • 作者: 茂市 久美子
  • 出版社/メーカー: 国土社
  • 発売日: 2001/11/01
  • メディア: 単行本



2001年の作品ですが、図書館でよく見かけます。
かわいらしい絵に、なんともいえないファンタジーな優しいストーリーです。
宝石をおかしに変えてしまうところ、とっても子供心をくすぐると思います。
大人なら「もったいなーい」ですから。
作者の茂市久美子ですが、「ドラゴンシリーズ」だけでなく、「コックの正太さんシリーズ」「つるばら村シリーズ」「あなぐまモンタンシリーズ」もあります。

かわいらしいストーリーを楽しみいたいひとのために!

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【公募情報】第26回約束(プロミス)エッセー(随筆・1/13〆) [公募情報]

気がついたら主催者がSMBCコンシューマーファイナンスに変わっていました。

〔主催者HP〕
http://www.promise-essay.com/

元々は消費者金融「プロミス」が主催していました。
経緯はかなり複雑なのですが、2004年に三井住友銀行グループに入り、2014年に完全子会社になったようです。
この公募は26年前からなので、会社がいろいろあった中でも、続けていただいたことに感謝です。
募集内容は例年通りです。
応募締切は令和4年1月13日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:随筆
テーマ :約束に関するエピソード
大  賞:100万円相当の商品券
制限枚数:原稿用紙4枚以内
応募締切:令和3年1月14日
応募方法:メール、郵送

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【書評】佐藤治彦『お金の教科書』 [書評]

お金との向き合い方について考える本です。


なぜかお金がなかなか貯まらない若いサラリーマンが知っておきたいお金の教科書

なぜかお金がなかなか貯まらない若いサラリーマンが知っておきたいお金の教科書

  • 作者: 佐藤治彦
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2018/02/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



著者はお金を「人生を自由にしてくれるもの」と考えています。
だから余計な資産を持つ必要はないし、お金は使ってこそ生きると説きます。
大事なのは「自分の価値観」でお金を使うこと。
この点について、自分はとても共感します。
周りに流され、他人の目を意識していると、お金はいくらあっても足りません。無駄遣いというより、自分にとって価値のないものにお金と時間を、言い換えると人生を浪費してしまうと考えています。
この本は、お金の教科書というより、人生の教科書という感じです。
後半に株式投資の話がでてきます。
投資はタイミングが命で、誰もが投売りしているときに買う。
自分の経験上、こちらについても完全に同意です。
ただ、これがなかなか難しいのですが。
人間は感情に流されてしまう生き物なので(汗)

お金と人生について考えたい若い人に向けて!
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第48期岡田美術館杯女流名人戦挑戦者決定リーグ最終一斉対局 [将棋]

悲願の初タイトル挑戦を狙う鈴木環那女流三段が2位につけています。

7勝1敗とトップを走る伊藤沙恵女流三段は最終局に勝てばすっきりと挑戦権獲得です。
対戦相手の香川女流四段ともに女流abemaトーナメント出場組で、準決勝で激突します。
女流名人戦での結果はこうなりあした。

  伊藤沙恵女流三段 〇 ― ● 香川愛生女流四段

飛車のこびんを上手く攻めた伊藤女流三段が昼休憩前に優勢を拡大し、86手までの快勝です。
これですっきりと挑戦権獲得です。

2番手につける鈴木環那女流三段は最低でも勝たないとプレーオフに進めません。
こちらは2人とも実力がありながら、女流abemaトーナメントに選ばれなかった不運なメンバーです。
その結果はこうなりました。

  加藤圭女流初段 ● ― ○ 鈴木環那女流三段

加藤女流初段のゴキゲン中飛車に穴熊で対抗し、中盤で評価値が互角にまで戻りながらも最後は突き放しての勝利です。
プレーオフ進出はなりませんでしたが、6勝2敗の成績は見事です。

残留争いでは、新婚の北村桂香女流初段、マリカ攻めの中村真梨花女流三段、大ベテランの中井広恵女流六段までが決定済み。
残り1名は加藤桃子清麗と渡部愛女流三段戦の敗者です。生き残りをかけたデスマッチの結果は中継されないので、結果更新待ちです。
個人的には中継して欲しかったなあと思います。

挑戦者は7勝1敗の見事な成績で伊藤沙恵女流三段で決まりました。
里見女流名人とのタイトル戦は、例年だと年明け1月に岡田美術館で第1局が開催されると思います!
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第71期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ最終一斉対局 [将棋]

藤井聡太四冠の全勝がかかります。

〔対戦表〕
https://www.shogi.or.jp/match/oushou/71/hon.html

最終局を前にして、挑戦者は藤井聡太四冠で決まっています。。
前期はリーグ落ちしましたが、本局では万全の態勢で4連勝し、久しぶりに全勝挑戦がかかります。
対戦相手の永瀬拓矢王座はすでに残留を決めていますが、今後の対戦を考えるとここで一矢報いて独走を止めたいところです。
その結果は、

 永瀬拓矢王座 ○ ― ● 藤井聡太四冠

となりました。
永瀬王座は相掛りから徐々にリードを広げての快勝で、来季2位を確定させました。
豊島将之九段と近藤誠也七段は残留をめぐる戦い。勝てば残留、負ければリーグ落ちというシンプルな条件です。
その結果は、

  近藤誠也七段 ○ ― ● 豊島将之九段

となりました。
矢倉模様から後手豊島九段が棋風通りに積極的に仕掛けますが、少し先手が手厚かったようです。
攻められて薄い玉形からしのぎ切った近藤七段のバランスのとり方が光りました。

最後は残留が決まっている羽生善治九段と、リーグ落ちが決まっている糸谷哲郎八段です。
糸谷八段としては全敗を防ぐべく、羽生九段としてはひとつでも順位を上げるための戦いです。
その結果は、

 羽生善治九段 ○ ― ● 糸谷哲郎八段

相掛りというより雁木対矢倉のような形になりましたが、後手の角を空振りさせて、終盤は筋で攻め続けた羽生九段の快勝です。
これで挑戦者は藤井四冠、残留は永瀬王座、羽生九段、近藤誠七段で決定です。

藤井聡太四冠が渡辺王将に挑戦する第71期王将戦第1局は、来年1月9日、10日に静岡県掛川市「掛川城二の丸茶室」で行われます!

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【公募情報】都城市ふるさと納税川柳(川柳・11/31〆) [公募情報]

都城市は、2015、2016年と2年連続ふるさと納税日本一を達成です。

〔主催者HP〕
https://furusen-miyakonojo.com/flow/

ふるさと納税は面白い制度だと思います。
市町村が返礼品を競い、結果として地域特産品が全国に発送され、地域活性化に繋がっているのかなと思います。
都城市のふるさと納税返礼品は、とにかく種類が豊富で、宮崎牛を始めとしてついつい欲しくなる特産品がそろっています。
それが都城市の特色なのかもしれません。
応募締切は令和3年12月31日までです!

<募集要項抜粋>
募集内容:川柳
テーマ :都城市のふるさと納税
大  賞:10万円相当の返礼品
応募締切:令和3年12月31日
応募方法:郵送
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創作状況【11月中旬】 [ぼくの公募状況]

コロナは減りましたが、まだまだ休館中、展示中止のスポットが多いのが残念。

【サイトーメルマガ第170回の内容紹介】
◆創作に役に立つ書籍紹介 倉知淳『皇帝と拳銃』
◆小説でもどうぞ!に挑戦中(第1回)
◆公募情報数点
 来月のテーマは「典型的な倒叙ミステリ」です。
 次回発行は11月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
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【ショートショートガーデン】
坊っちゃん文学賞用のボツネタその6です。
たまにはこんなものもと思っただけで。

〔夫婦の掟〕
https://short-short.garden/S-uCTrej

【小説でもどうぞ】
来月のテーマ「賭け」を書く。
最初は少し未来が見える男の話にしようかと思ったが、あまりにありがちなので、リドルストーリーを採用することにした。
リドルストーリーもたまには書かないと、感覚を忘れるというか、自分の間口が狭まってしまうので。

【yomeba!】
途中経過まで発表され、名前はなし。
テーマの処理に問題があったのかもと、反省することしきり。
明るくてバカバカしくて、自分的にはお気にいりの作品だったのですが。

【星新一賞】
第8回星新一賞受賞作品を読み終わったので、次は第7回星新一賞受賞作品を順番に読んでいきます。

・優秀賞 『パペットと生ペット』 鵜川龍史

ペットからデータを抜き出し、パペットにインストールすることで再生することができるようになった近未来を描きます。
主人公は生ペットを治療する獣医で、時代遅れであることを認識しながら目の前の生ペットの治療に専念し、また捨てられる生ペットに悲しみを覚えます。
主人公はたまたま送られてきたパペットに、死んだばかりのペットの記憶をインストールします。
そこに飼主の娘がペットを探しにやってきます。
というストーリーです。
基本的には良くできたSF短編だと思います。
心情描写も丁寧で、キャラに棘がないというかインパクトに欠けるきらいはありますが、ほどよくまとまっています。
ディティールの設定も練り込まれており、良いSFを読んだ気分になります。
不満を述べるとしたら、アイデアとテーマがありがちな点でしょうか。
個人的には別の切り口で攻めて欲しかったなあと思いました。
とても実力のある方だと思います。

【創元SF短編賞】
小松左京をいろいろ読みますが、個人的にはパニック系が好きだなあ。
根本的に自分の好みは本格SFではないので。
ライトなSFは好物なのですが。草野仁や北野勇作やら。

【坊っちゃん文学賞】
またひとつネタを書く。これでストック5つめ。いい話にするのか皮肉にするのか、やや迷いながらのラストになってしまった。
投稿前には整理します。
ふっと目についた4番目のストックを推敲する。
少し前に書いたはずなのに、開くまでストーリーを忘れていた自分にびっくり。
まあ、いつものことなのですが。

【その他モロモロ】
・福島正実SF童話賞は時期が近付いたら考える。
・みんなが作る「5秒後」コンテストは12月中旬発表
・百物語は選ばれませんでした。アイデアの選択が悪かったかな、という気がします。

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第42回日本将棋シリーズ決勝(豊島将之JT杯覇者VS藤井聡太竜王) [将棋]

豊島JT杯覇者が連覇に挑みます。

〔主催者HP〕
https://www.jti.co.jp/culture/shogi/professional/index.html

大山康晴十五世名人の発案による、ファンの目の前で一流棋士が対局するというコンセプトの本棋戦。
二回戦まではコロナ禍によるインターネット中継でしたが、準決勝からは公開対局と子供大会が復活したのはうれしい限りです。
コロナの状況もありますが、きっと、来年はフルで復活するのではないかと、期待しています。
決勝戦は豊島JT杯覇者と藤井竜王です。
本年度は王位戦、叡王戦、竜王戦とぶつかり、すでに17局目です。
王位戦が始まる前までは豊島JT杯覇者が圧倒していましたが、タイトル戦では3つとも敗れてしまい、対戦成績も逆転してしまいました。現在7連敗中です。
しかし、本棋戦は早指しであり、タイトル戦とは違った雰囲気での対局となります。
さあ豊島JT杯覇者は、前年度覇者として、藤井竜王の進撃を止めることができるでしょうか!

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/jt/kifu/42/jt202111210101.html

といういうことで、将棋です。
先手は豊島JT杯覇者です。今年の藤井竜王は先手で1敗しかせず無双状態なので、連覇を狙う豊島JT杯覇者としては好材料です。
戦型は豊島JT杯覇者が得意とする角換わりとなりますが、後手藤井竜王が7四歩と飛車のコビンを空けたことに反応し、4五桂ポンの速攻をしかけます。
藤井竜王が誘ったとも言えそうです。
先手は攻めの桂馬、後手は攻めの銀を捌いてひと段落ですが、藤井竜王が横歩を取ったことで局面が激しくなります。
豊島JT杯覇者は角打ちから歩で飛車を追い払い、そこから藤井玉の頭から攻めかかります。
藤井竜王は8八歩を利かそうとしますが、無視して踏み込まれると、先手からの攻めがクリーンヒットしてしまいました。
藤井竜王は持ち前の終盤力で先手玉への詰み筋を見つけようとしますが、豊島JT杯覇者が冷静に逃げ切って、これで対藤井戦の連敗を7で止めるとともに、JT杯2連覇を達成しました。
藤井戦において苦しめられた1年だったので、ひときわ嬉しい勝利だと思います。
豊島JT杯覇者おめでとうございます!

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