第34期竜王戦挑戦者決定戦第2局(藤井聡太二冠VS永瀬拓矢王座) [将棋]
藤井二冠の先勝で迎えた第2局です。
〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/ryuou/
永瀬王座はabemaTVトーナメントでチーム永瀬を率いていますが、その姿がまるでブラック企業の上司のようで面白いです。
これが素だとは思いますが、勝負に徹するというか、勝てばいいみたいな、これが勝負士のノリなのかなと感じました。
藤井二冠もチーム藤井を率いていますが、控えめで、勝負士というより好青年といった雰囲気です。
お互いに結果を残している棋士なので、どちらが良いというわけではありませんが、キャラクターの違いなのかな、と思います。
第1局目は永瀬王座が意表の先手番で三間飛車を採用しましたが、藤井二冠に押し切られました。
連敗すると豊島竜王への挑戦権を逃してしまいます。
さあ永瀬王座は鬼軍曹として、藤井二冠の勢いを止めることができるでしょうか!
〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/34/ryuou202108300101.html
ということで、将棋です。
第1局は意表の振り飛車を採用した永瀬王座ですが、第2局は先手藤井二冠に合わせるかのように相掛りへと進みます。
序盤に先手が角道を開けた手に対して、永瀬王座は17分の少考で横歩を取り、いきなりお互いの主張がぶつかり合います。
藤井二冠は歩の手筋で後手陣を乱してから、飛車の転回を見て飛車を浮き、さらに玉を1手動かして安定させます。
対する後手は自陣をまとめるのが難しく、どこか動かせば隙が生じるということで、攻めに転じます。
8八歩の手裏剣が好手のように見えましたが、馬を作らせてから8三角が見事なカウンターでした。
この手をどこから読んでいたのかは分かりませんが、59手目まですすむと、先手角損ながら後手玉をがっちり包囲して、先手勝勢です。
以下は永瀬王座のお株を奪うような負けない手で、手堅く進めた藤井二冠が77手までの完勝です。
とにかく強いとしか言いようがありません。
2連勝で豊島竜王への挑戦権を獲得した藤井二冠は、これで豊島・藤井は1年で3回タイトル戦で激突することになります。
お互いが旬の棋士とはいえ、これまたすごい記録です。
竜王戦七番勝負第1局は、10月8日、9日に東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で行われます!
〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/ryuou/
永瀬王座はabemaTVトーナメントでチーム永瀬を率いていますが、その姿がまるでブラック企業の上司のようで面白いです。
これが素だとは思いますが、勝負に徹するというか、勝てばいいみたいな、これが勝負士のノリなのかなと感じました。
藤井二冠もチーム藤井を率いていますが、控えめで、勝負士というより好青年といった雰囲気です。
お互いに結果を残している棋士なので、どちらが良いというわけではありませんが、キャラクターの違いなのかな、と思います。
第1局目は永瀬王座が意表の先手番で三間飛車を採用しましたが、藤井二冠に押し切られました。
連敗すると豊島竜王への挑戦権を逃してしまいます。
さあ永瀬王座は鬼軍曹として、藤井二冠の勢いを止めることができるでしょうか!
〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/34/ryuou202108300101.html
ということで、将棋です。
第1局は意表の振り飛車を採用した永瀬王座ですが、第2局は先手藤井二冠に合わせるかのように相掛りへと進みます。
序盤に先手が角道を開けた手に対して、永瀬王座は17分の少考で横歩を取り、いきなりお互いの主張がぶつかり合います。
藤井二冠は歩の手筋で後手陣を乱してから、飛車の転回を見て飛車を浮き、さらに玉を1手動かして安定させます。
対する後手は自陣をまとめるのが難しく、どこか動かせば隙が生じるということで、攻めに転じます。
8八歩の手裏剣が好手のように見えましたが、馬を作らせてから8三角が見事なカウンターでした。
この手をどこから読んでいたのかは分かりませんが、59手目まですすむと、先手角損ながら後手玉をがっちり包囲して、先手勝勢です。
以下は永瀬王座のお株を奪うような負けない手で、手堅く進めた藤井二冠が77手までの完勝です。
とにかく強いとしか言いようがありません。
2連勝で豊島竜王への挑戦権を獲得した藤井二冠は、これで豊島・藤井は1年で3回タイトル戦で激突することになります。
お互いが旬の棋士とはいえ、これまたすごい記録です。
竜王戦七番勝負第1局は、10月8日、9日に東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で行われます!