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創作状況【8月上旬】 [ぼくの公募状況]

オリンピックも終盤戦です。日本がこんなにメダルが取れるとは驚きです!

【サイトーメルマガ第167回の内容紹介】
◆公募分析~第8回星新一賞~
◆TO-BE小説工房に挑戦中(第77回)
◆公募情報数点
 来月のテーマは先月に続いて叙述トリックの応用です。叙述トリックを活かすための設定の作り方です。
 次回発行は9月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
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【ショートショートガーデン】
百物語用のボツアイデアですが、これが最後です。。
ホラーというか、タイムトラベルもののSFですね、これは。

〔用務員のおじさん〕
https://short-short.garden/S-uCTqcs


【小説でもどうぞ】
新連載の2つのお題、「はじまり」「名前」を並行して書く。
とりあえず完成したので、推敲を重ねる。
どうも最近は部分だけで機械的に判断することが多いようで、続けて読むと不自然な箇所が目立ってしまう。
いろいろと反省することが多いので、少し離れた目線で推敲する努力をしなければ。


【SSスタジアム】
「誕生」の入選作を順番に読みます。

・『あなたと一緒に』坂入慎一
これはオチがいいです。一発勝負のアイデアです。
本作は幽霊が赤ん坊を生む、という話です。
物語の語り手は産婦人科勤務の新米看護婦です。友人から子育てについての悩みを聞かされて、アドバイスをすることで話が進みます。
前半が冗長で平凡な話が続くのですが、昔の幽霊の話になってからは面白かったです。
細かい話をすると、語り手はベテラン看護婦の方がいいでしょうね。新米看護婦が子育てについてアドバイスするのは不自然ですし、新米看護婦がけっこう前に出たという幽霊を目撃しているのは矛盾です。
細かい点はいろいろありますが、「今の話、あなたの旦那さんにも聞かせてあげたらいいんじゃない?」で物語を〆るところにセンスを感じます。
これだけ読めば普通の言葉に見えますが、裏には恐ろしい意味が込められています。この締めをさらに活かす仕掛けがもうひとつあればと思いましたが、さすがにそれは高望みしすぎですね。
ショートショートらしい、面白い作品だと思います。

【星新一賞】
第8回星新一賞受賞作品を順番に読んでいきます。

・ジュニア部門 優秀賞『新し物好き』 森田晴月
輪廻転生型のショートショートですね。
ノーボードというキーボードを使わずに入力できる新製品が発売されて主人公は飛びつきますが、これが欠陥品で、次なる新商品「筆」に飛びつく話です。
書きなれていないというより、読みなれていないのかな、という気がしました。
冒頭でCMが流れますが、まるでラジオのようにセリフだけです。描写がないのでどんなCMかイメージが湧きません。
しかも人的関係を頼って店で買うというのが、2120年という未来とマッチしません。
オチもショートショートを読みなれたひとなら、ありがちと感じると思います。
このラストに持っていくにしても、2段階では弱くて、少なくとも3~4段階は踏む必要があるでしょうね。しかも「欠陥品」ではなく「元々の仕様に問題がある」としないとこの手の作品は成立しません。「商品を交換すればいいじゃん」で終わってしまいますからね。
古いテクノロジーが見直される話では、セキュリティの世界でも似たような話があります。
電子化するとハッカーやモニターからもれる微弱な電波をキャッチされたりする心配があるので、情報を守るのは紙が最強とのこと。
そのうち石板が復活するかも。もちろん冗談ですが。


【創元SF短編賞】
そのうち集中的にSFを読もうかなと。

【坊ちゃん文学賞】
アイデアの整理を始めました。うーん、使えそうなのは2つかなあ。
3つほど書きたい気分はあるのだが。

【福島正実SF童話賞】
前半を大幅に入れ替えたことで、少しは児童文学らしくなったかも。
SFとはいえ、あまりにもマニアックな描写が多かったので。

【ゆきのまち幻想文学賞】
今年も小冊子はなさそうです。もう気分は来年ですね。

【ミステリ関係】
書きたいけど後回しです。はい。

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