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第9期リコー杯女流王座挑戦者決定戦(西山朋佳女王VS伊藤沙恵女流二段) [将棋]

順当に実力者が勝ちあがってきました。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/

西山女王は本戦で清水市代、藤井奈々、加藤桃子を破っての決勝戦です。特に加藤女流三段との戦いは圧巻で、かつてのライバルを置き去りにした感があります。
伊藤女流二段は室田伊織、渡部愛、岩根忍を破っています。
この岩根戦はかなり薄氷の勝利で、優勢から一手ぱったりの敗勢に陥り、最後は岩根女流三段が詰まし損なって首の皮一枚繋がりました。
いろいろありましたが、結果を残してきています。
両者の対戦ですが、西山4勝-1勝伊藤とまだ5戦しかしていません。霧島酒造杯女流王将戦の挑戦者決定戦も対戦し、その結果は西山女王の貫録勝ちでした。
これから回数を増やせるどうかは、お互いの頑張り次第です。
ここで西山女王が勝つと対戦成績がやや開くので、先々のことを考えると伊藤女流二段としてはひとつ押し返したいところです。
さあ、6回目の対戦はどうなるでしょうか!

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/9/joryu_ouza201909090101.html

ということで、将棋です。
対戦成績で推されている伊藤沙女流二段は、定跡形では分が悪いとみたのか角交換から筋違いに打ち、乱戦に持ち込みます。
伊藤沙女流ニ段の準備の作戦かと思ったのですが、4手目3二飛車を見てとっさの判断だったようです。
西山女王は練習済みの局面で、経験値的には上回っていました。
その後も曲線的な手順が続くのですが、56手目当たりまで経験があったとのことで驚きです。
手探りで進める伊藤沙女流ニ段は時間を削られつつも、苦労の多い局面ながら評価値的には互角の範囲で収めます。
勝負の分かれ目は57手目からの数手でした。
先手ばかり気苦労が耐えない局面が続いていたのですが、ついに均衡が破れてしまいました。
優位にたった西山女王は角のただ捨てといった派手な技も繰り出し、78手まで最短距離の寄せで勝ちきりました。
これで里見香奈女流王座への挑戦権獲得です。

五番勝負第1局は10月30日(水)高知県高知市「ザ クラウンパレス新阪急高知」で行われます!
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