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【書評】大倉祟裕『凍雨』 [書評]

山岳を舞台にしたハードボイルドです。


凍雨 (徳間文庫 お 41-1)

凍雨 (徳間文庫 お 41-1)

  • 作者: 大倉 崇裕
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2014/10/03
  • メディア: 文庫



舞台は架空の山です。
亡夫の慰霊登山に出かけた母娘が、謎の集団同士の構想に巻き込まれて人質にされます。
追われていた集団は、追跡者を全滅させ山岳に立てこもります。
同じく慰霊登山にでかけていた元自衛隊員である亡夫の親友が、謎の集団との戦いを挑む……という全編に渡るアクション小説です。
元自衛隊員が強く、実力差は明らかなので、人数頼みの敵を徐々に削っていきます。
途中でお互いの過去がいろいろと明らかになるが、若干不満が残る内容かも。

山岳を舞台にしたアクション小説を読みたいひとのために!
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