SSブログ

【書評】大倉祟裕『樹海警察』 [書評]

笑いありのミステリです。


樹海警察 (ハルキ文庫)

樹海警察 (ハルキ文庫)

  • 作者: 大倉崇裕
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2017/10/12
  • メディア: 文庫



樹海を管轄する地域特別課に、何も知らずに新任の警部補が配置されます。
警部補は堅物で、まったく空気が読めません。
この空気の読めない警部補と、まったく自由な部下たちがハチャメチャを繰り広げながら事件を解決していきます。
とにかく、この設定だけで面白いです。
連作短編形式で、ラストがやや甘いかもしれませんが、とても楽しめました。
隠れた名作だと思います。

少し変わった警察物を読みたいひとのために!
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ: