【書評】林香里『メディア不信~何が問われているのか~』 [書評]
世間をにぎわしているメディア不信についてです。
まず最初にドイツ、イギリス、アメリカ、日本のメディア状況を俯瞰します。
その上で、SNS、さらには著者が不安視するポピュリズムによって健全な言論空間が危機を迎えつつあることに憂慮を表明しています。
この手の本で難しいのは、どうしても著者の価値判断が入り込んでしまうことです。
何が健全で、何が不健全なのか。
何がポピュリズムで、何がポピュリズムではないのか。
何が公平で、何が不公平なのか。
そうしたことに注意しながら読み進めると、ヒントがいろいろ転がっています。
個人的には大規模感情伝染実験に興味が湧いたりして。
メディアについて考えたいひとのために!
まず最初にドイツ、イギリス、アメリカ、日本のメディア状況を俯瞰します。
その上で、SNS、さらには著者が不安視するポピュリズムによって健全な言論空間が危機を迎えつつあることに憂慮を表明しています。
この手の本で難しいのは、どうしても著者の価値判断が入り込んでしまうことです。
何が健全で、何が不健全なのか。
何がポピュリズムで、何がポピュリズムではないのか。
何が公平で、何が不公平なのか。
そうしたことに注意しながら読み進めると、ヒントがいろいろ転がっています。
個人的には大規模感情伝染実験に興味が湧いたりして。
メディアについて考えたいひとのために!