【書評】アン・ファウスト-スターリング『セックス/ジェンダー』 [書評]
生物的な性と、自己同一性としての性を捉えなおします。
著者は正直な研究者だと思います。
性について様々な観点が並列的に記述されています。多様な研究結果を引用しながらも、安易に結論に飛びつくのを避けています。
学術的に正確なのかもしれませんが、その結果として、読み取りにくく、一般人には難解になってしまっているかもしれません。
全体を通して読めば、著者の主張はだいたい把握できます。
この本についてさらに理解するには、性について大きな議論を巻き起こしたジョン・マネーとミルトン・ダイヤモンドについて事前知識が必要だと思われます。
一般書というより、ジェンダーについて勉強している学生が、さらに多様な議論を知るために手に取る本だと思います。
翻訳者は大変だったと思います。
より深く勉強したいひとのために!
著者は正直な研究者だと思います。
性について様々な観点が並列的に記述されています。多様な研究結果を引用しながらも、安易に結論に飛びつくのを避けています。
学術的に正確なのかもしれませんが、その結果として、読み取りにくく、一般人には難解になってしまっているかもしれません。
全体を通して読めば、著者の主張はだいたい把握できます。
この本についてさらに理解するには、性について大きな議論を巻き起こしたジョン・マネーとミルトン・ダイヤモンドについて事前知識が必要だと思われます。
一般書というより、ジェンダーについて勉強している学生が、さらに多様な議論を知るために手に取る本だと思います。
翻訳者は大変だったと思います。
より深く勉強したいひとのために!