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【書評】上村敏之『消費増税は本当に必要なのか』 [書評]

日本財政と税金について解説です。





日本財政は危機的状況です。
もちろん財政赤字の拡大が原因ですが、それに対する特効薬があるわけではありません。
地道な努力を続けるしかないのですが、本書は税金についていろいろ考えさせてくれます。
税金を考える上で、「公平」「中立」「簡易」の3つの視点が必要だと教えてくれます。
「公平」「簡易」は分かりやすいですが、「中立」が独特です。
要するに、「増税されることによって人々の行動に影響を及ぼさない」ことが中立です。
消費税は比較的中立性が高いと評価されています。

こうした税金の話がたくさんでてきます。
税金についていろいろ知りたいひとのために!

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