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第68期王将戦第3局(久保利明王将VS渡辺明棋王) [将棋]

渡辺棋王の連勝で迎えた第3局です。

【中継サイト】
http://mainichi.jp/oshosen/

王将戦棋譜中継が変わりました。
いままでJAVAの盤面だったのが、フラッシュになり、大きく綺麗になりました。
フラッシュの方が汎用性が高いので、個人的には嬉しく思います。
パソコンの画面でみると、消費時間も大きく表示されるので、状況が分かりやすいです。
ただ、せっかく大きな画面で見れるのに、コメント欄が小さくて、スクロールをしなければならないのが不満というえば不満です。たったの4行しか入りません。
コメント欄を大きく見やすくしてくれたら、さらに嬉しいのですが。
まだまだ不十分な点はありますが、だんだんと見やすく改良されているのは”見る将”へのアピールなのかなと思います。
あとは”見る将”からどうやって商売につなげるのかが、将棋界の課題なのですか。

さあ、勝負の第3局は”見る将”へのアピールができる将棋となったでしょうか!

【棋譜】
http://mainichi.jp/oshosen-kifu/190206.html

ということで将棋です。
後手の久保王将は、ゴキゲン中飛車を採用しました。
十分に予想されたので対応策を練ってきたと思われる渡辺棋王は、超速から二枚銀の構えをとります。
久保王将は前例をたどりながら6四歩と突きますが、そこに隙を見たのか、渡辺棋王が仕掛けます。
桂交換から端に味をつけてから銀を突進させます。
さらに飛車を転回させ、味付けした端を攻め立てます。
渡辺棋王の角は働いていませんが、久保王将は飛車角金が働いていません。
決めては87手目の飛車切りでした。
この手を境に評価値が一気に1000を超え、寄せの筋に入ります。
久保王将も時間ぎりぎりまで考えて、なんとか打開策を計りますが、渡辺棋王は冷静に対応していきます。
107手まで渡辺棋王が完勝し、これで開幕3連勝です。
王将奪取まであとひとつです。久保王将は角番に追い込まれました。

第4局は2月24・25日に那覇市「琉球新報本社ビル」で行われます!
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