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【書評】貴志祐介『天使の囀り』 [書評]

人間が人間でないものに変わっていくホラーです。


天使の囀り (角川ホラー文庫)

天使の囀り (角川ホラー文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2003/03/14
  • メディア: Kindle版



主人公はホスピスをする精神科医です。
チームでアマゾン探検に出かけた作家の彼氏が、謎の自殺をしたことで、その真相に迫っていきます。
貴志祐介は豊富な知識をベースとして執筆するタイプです。
じわじわくる不気味さが印象に残るホラーです。
ネタばれするのであまり書けませんが、ラストはパンデミックの恐怖を書いてほしかったなあと少し思ったり。

科学的裏付けのあるホラー好きのひとのために!
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