【書評】貴志祐介『硝子のハンマー』 [書評]
第58回日本推理協会作家協会賞受賞作です。
『防犯探偵・榎本シリーズ』第1作にあたります。
完全密室で不思議な殺人事件が起こります。事故か殺人かで揺れますが揺れますが、堅牢なセキュリティーをかいくぐるのは不可能ということで事故に傾きます。が、最後にひょんなことから真相が明らかになります。
この作品は、非常に贅沢なつくりです。
メイントリックになりそうなアイデアが、別解つぶしで次々と使い捨てられていきます。密室が破られそうで、新たな事実が発見されてまた密室に戻る。
この豪華な作りこそ、エンターテイメントを追求する貴志祐介ならではの作品だと思います。
日本推理協会作家協会賞受賞も当然だと思います。
極上のミステリを楽しみたいひとのために!
『防犯探偵・榎本シリーズ』第1作にあたります。
完全密室で不思議な殺人事件が起こります。事故か殺人かで揺れますが揺れますが、堅牢なセキュリティーをかいくぐるのは不可能ということで事故に傾きます。が、最後にひょんなことから真相が明らかになります。
この作品は、非常に贅沢なつくりです。
メイントリックになりそうなアイデアが、別解つぶしで次々と使い捨てられていきます。密室が破られそうで、新たな事実が発見されてまた密室に戻る。
この豪華な作りこそ、エンターテイメントを追求する貴志祐介ならではの作品だと思います。
日本推理協会作家協会賞受賞も当然だと思います。
極上のミステリを楽しみたいひとのために!