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【公募情報】酪農大学キャッチフレーズ募集 [公募情報]

酪農大学は、昭和8年創設の北海道酪農義塾を起源とする歴史ある大学です。

【主催者HP】
https://www.rakuno.ac.jp/article-60221.html

酪農大学は北海道にあり、単独の私立大学のものとしては日本最大のキャンパスを持ちます。
卒業生は全員酪農家になるわけではなく、金融保険、医療福祉、サービス業など多岐にわたっています。
だれでも募集できますし、賞金は5万円です。
酪農大学を全国にPRできるアイデアをお持ちのかたはぜひ。
応募締切は平成30年12月25日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:キャッチフレーズ
テーマ :酪農大学を全国にPRできるもの(キーワード指定あり。主催者HP参照)
最優秀賞:賞金5万円
募集締切:平成30年12月25日
応募方法:郵送、メール
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【書評】アイリス・グレース『小さなモネ』 [書評]

自閉症の少女と子猫が起こした奇跡です。


小さなモネ ― アイリス・グレース ― 自閉症の少女と子猫の奇跡

小さなモネ ― アイリス・グレース ― 自閉症の少女と子猫の奇跡

  • 作者: アラベラ・カーター・ジョンソン
  • 出版社/メーカー: 辰巳出版
  • 発売日: 2017/06/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



著者は母親です。
物語は母が夫と出会うときから始まります。
恋愛、結婚、そして赤ちゃんが誕生します。
愛娘が重い自閉症と診断されるまでの苦悩、悩み。
それらを乗り越えて、両親は愛娘との接し方を学んでいきます。
少女は絵画という才能を見つけ、メインクーん種の子猫という相棒を得たことで、驚くほどの成長を遂げます。
不可能だと思っていたことを、次々と乗り越えていきます。

著者はプロの写真家です。
掲載されている写真も美しくて素晴らしいです!

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第8期女流王座戦第2局(里見香奈女流王座VS清水市代女流六段) [将棋]

里見女流王座の先勝で迎えた第2局です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/

第4期叡王戦の特別企画として、『りゅうおうのおしごと』の作者である白鳥四郎氏による本選出場者に対する特別インタビューが掲載されています。
将棋は現役時代が長いゲームなので、多くの棋士がモチベーションの保ち方に触れています。
里見香女流王座は、女性初の棋士を目指していましたが、年齢制限により奨励会を退会しました。
女流王位戦で敗れたこともあり、モチベーションの低下を心配していたのですが、女流王将戦を連勝で防衛し、棋士との対戦でも五分に近い成績を残しています。
奨励会退会は完全にふっきれたとは言えないのかもしれませんが、心の中でひとつの段階を超えたのかもしれません。
さあ里見香女流王座は、女流棋界最高位の棋戦で強さを見せつけることだできるでしょうか!

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/8/joryu_ouza201811080101.html

先手里見女流王座は中飛車に構えます。
清水女流六段はもちろん居飛車なので対抗形です。
里見女流王座は手早く美濃囲いに玉を仕舞うと、左金を力強く前線に繰り出します。
まずは銀交換を果たしてから歩をあわせて金をさらに前に出します。
まだ中盤に入ったばかりですが、48手目の後手5四歩が問題だったようです。
すぐに6三銀と切り返され、後手は駒損を甘受して指す方針だったようですが、さすがに飛車銀交換は大きすぎました。
以降は里見女流王座が一方的に攻め続け、87手まで持ち時間の半分も消費しない圧勝でした。
清水女流六段には何か錯覚があったのかもしれません。
これで里見女流王座の連勝となり、防衛まであと1つに迫りました。

第3局は11月21日(水)、静岡県静岡市「浮月楼」で行われます!
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【公募情報】日本遺産「銀の馬車道」川柳コンテスト [公募情報]

日本遺産、銀の馬車道・鉱石の道を紹介するコンテストです。

【主催者HP】
http://www.gin-basha.jp/news/2918/

銀の馬車道とは、生野銀山と飾磨津を結んでいた舗装道路です。
生野銀山は戦国時代から戦後まで掘り続けられた日本有数の銀山で、約49kmの馬車道は明治初期に建設されました。
あまり有名とは言えないスポットですが、明治初期の日本産業を担った道であることは間違いありません。
応募締切は平成30年12月21日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:川柳
テーマ :日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」
最優秀賞:賞金3万円
募集締切:平成30年12月21日
応募方法:FAX、郵送、メール
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第26期大山名人杯倉敷藤花戦(里見香奈倉敷藤花VS谷口由紀女流二段) [将棋]

谷口女流二段が2回目の挑戦です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/kurashikitouka/

本棋戦はチェスクロック2時間という早指しの棋戦です。
かなり大雑把ですが、1分未満切り捨てだと1時間30分ぐらいの感覚で、じっくり考えたらあっという間に時間がなくなります。
ただ、女流棋戦は短時間が多いですが、それでもチェスクロック2時間は女流タイトル戦で最短です。

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/kurashikitouka/kifu/26/kurashikitouka201811060101.html

ということで、将棋です。
振り飛車党の両者ですが、驚きの相居飛車となりました。
早々に力戦形となり、矢倉模様の先手に後手谷口女流二段が速攻を仕掛け、後手が有利となります。
特に64手目からの攻めが鋭く、一気に勝勢となります。
ここから里見香倉敷藤花が粘ります。
先に1分将棋に追い込まれながら、龍を作り、中段玉で凌ぎます。
なかなか決めきれない谷口女流二段も徐々に時間を削られ、お互いに1分将棋になります。
ここで事件が起きました。
108手目に谷口女流二段が龍を動かしたのが痛恨の悪手で、後手玉が頓死してしまいました。
勝勢だった谷口女流二段としては痛恨の1局となってしまいましたが、強さは見せたと思います。

第2局は11月24日(土)、岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で行われます!

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最近の日常【平成30年11月上旬】 [日常]

〔通り魔の話〕
2ヶ月前の話。近所で通り魔が現れた。
時刻は日付が変わる前後の深夜。
もっとも、なぜ「通り魔」と判断したのかは不明だが、最初から断定調の報道だった。
うちの次男は地域主体の部活に所属しているが、上部組織から「犯人が逮捕されるまで活動自粛」という通達がきた。
うーん、犯人逮捕と言われても、いったいいつまで自粛となるのやら。
というか、近々県体があるのに、ほぼ練習無しで本番を迎えるという非常事態。
安全優先という考えとしては分かるのだが、一律自粛ではなく、もっと別の対応はできなかったものか。
確率うんぬんは関係なく、安全優先を掲げれば、何でも反対できない風潮を少し感じてしまったり。
その後、なし崩し的に部活が再開され、1ヵ月半ほどして犯人が逮捕された。
結果として通り魔で正解だったようです。
とりあえずはひと安心ということで。

〔バッタの話〕
四男が学校の授業でバッタを捕まえてきた。
理科かなにかで、虫を捕まえよう、というテーマだったらしい。
よく見る尖った小さなバッタ。
種類はよく分からないけどオンブバッタのオスかショウリョウバッタモドキか、そんな感じかなあ。
バッタのエサは草だが、種類によって異なる。ざっくりいうと、イネ科とそれ以外。
ショウリョウバッタモドキはイネ科で、オンブバッタならそれ以外。
うーん、真剣にバッタを見ると、モドキではなさそうなので、オンブバッタか。
こういうのは、男の子を育てると自然と身につく知識。
オオバコでも探します。はい。
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【書評】貴志祐介『悪の経典』 [書評]

映画化もされたサイコホラーです。


悪の教典 上・下巻セット 全2巻 (文春文庫)

悪の教典 上・下巻セット 全2巻 (文春文庫)

  • 作者: 貴志 祐介
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋社
  • 発売日: 2012/08/10
  • メディア: 文庫



サイコというと、『アメリカン・サイコ』という映画があります。
主人公は一流企業に勤めるエリートで、ナルシストなのですが、最後は狂ったように殺人を行います。
本作の主人公は元一流企業に勤めるエリートでしたが、いまは高校教師です。
『アメリカン・サイコ』の主人公は狂気に犯されますが、『悪の経典』の主人公は最後まで冷静です。
途中までは論理的に進めていますが、さすがにラストは無理があるように思います。
ちょっとシンドイと思いながら、最後まで読みました。

狂気を知りたいひとのために!

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第77期順位戦展望【C級1組・前半戦】 [将棋]

前半5戦を消化です。

ここまで全勝は近藤誠也五段、杉本昌隆七段、藤井聡太七段の3人です。
杉本七段、藤井聡七段が同時に昇級したら子弟アベック昇級というおそらく前代未聞の出来事ですが、まだまだ先は長いです。
順位戦無敗を続ける藤井聡七段ですが、後半戦に増田康六段、近藤誠五段戦が残っています。
全勝までは遠い道のりです。
降級点は7人ですが、降級点を持ち、かつピンチなのが福崎九段、富岡八段、泉八段の3人です。
年齢的に厳しい部分はあるのですが、ピンチ同士の直接対決が組まれているので、だれかが助かり、だれかが落ちることになりそうです。
気になるのがまだ若い門倉五段。5連敗しているのが心配です。
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第31期竜王戦第3局(羽生善治竜王VS広瀬章人八段) [将棋]

羽生善治竜王の2勝で迎えた第3局です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/ryuou/

ここ最近のタイトル戦では、先手有利の傾向がはっきりしています。
その原因は、後手が選べる作戦が少なくなってきたからではないかと思います。
まず横歩取りが、先手有利が定説化しつつあり、後手としては選びにくくなっています。
将棋の純文学と言われた矢倉は、後手急戦が優秀で、先手が積極的に選ぶ理由がありません。
残りは相掛かりか角換わりですが、先手としては先攻しやすい角換わりに誘導することになります。
将棋は攻めるより守るのが難しいゲームです。
結果として居飛車党同士の将棋は角換わりばかりとなり、先攻しやすい先手の勝率が高まっているのかなと思います。
本局の先手は連勝中の羽生竜王ですが、広瀬八段としては先手番を1つブレイクされただけなので、ここで勝てば次の先手番をキープすれば並べます。
そういう意味で勝負の行方を大きく左右する第3局ですが、羽生竜王は三番連続となる角換わりを選択するのでしょうか!

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/31/ryuou201811010101.html

ということで、将棋です。
本局も角換りとなりました。
羽生竜王は流行中の4八金を採用せず、5二金として、そこから4七に上がります。
そこから4五歩、2五桂馬が羽生竜王の工夫です。
後手広瀬八段は跳ねた桂馬を歩で取ります。後手は駒得ですが歩切れ、かつ、先手の歩が急所に伸びていい勝負です。
後手は守りの桂馬を跳ねて一直線の変化に持ち込みますが、二日目午前中の数手で形勢が羽生竜王に傾いたようです。
細い攻めなので、羽生竜王が勝つには綱渡りの手順が求められます。
駒が少ないながらなんとか攻め続けますが、106手目7歩に堂々と同歩と取ったのが痛恨の緩手となりました。
その隙に5八角から6九銀と絡まれ、一気に逆転されてしまいました。
まさに一瞬の出来事でした。
羽生竜王も時間いっぱい考えて逆転の手を探しますが、広瀬八段の盤石の終盤の前に、すでに万策尽きていました。
130手まで後手番の広瀬八段が勝ち、先手番をブレイクすることに成功します。
これは大きな1勝です。
第4局は、11月24日、25日に福知山城で開催されます!
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【SS】齊藤想『防犯コンサルタント』 [自作ショートショート]

TO-BE小説工房(第43回)に応募した作品です。
テーマは「商売」でした。

―――――

『防犯コンサルタント』 齊藤想

 防犯コンサルタントは稼げそうで、稼げない。なにしろ、相談ばかりで、いざ設備投資となったら大きい契約は全て大手メーカーに持っていかれてしまう。
 特に個人営業の小さな会社はそうだ。顧客は事前相談だけで逃げてしまう。日本人は専門知識に敬意を払うことはあっても、なかなか金は払わない。そういう文化だと知っていても割り切れない。
 この前もそうだ。ピッキングが不安になり相談に来た客がいた。自宅写真を何枚か見せられたが、そのそもピッキング以前に窓枠が弱すぎると指摘した。
 頑丈に見える格子窓は、実はドイバー一本で簡単に外せる構造だし、曇りガラスは強そうに見えて脆い。しかも奥まった位置にあるので道路からも近所からも見えない。窓を小さく割って内部のシリンダー錠を跳ね上げれば、簡単に侵入できてしまう。
 私は客に早急な対策をとるようアドバイスをしたのだが、残念ながら間に合わなかったようだ。数日後に、写真で見たのと同じ家が、泥棒にやられたというニュースが流れてきた。大きな会社なら即座に工事ができたのにと、残念に思う。
 また、このようなこともあった。おとなしそうな淑女が相談に来た。高級マンションの購入を考えているが、セキュリティーが気になるという。
 近年は物騒な事件が多いので、淑女の心配ももっともなことだ。私は親身になって相談に乗ることにした。
 淑女は真剣に検討しているようで、様々な資料を持参してきた。
 私は慎重に話を聞き、図面を見て、結論を下した。これではまったくダメです。
 エントランスはインターホン式オートロックシステムとなっているが、別の住民が入るときに同時に入れば何ら障壁とはならない。常駐の管理人室があるといっても、大型マンションなので、全員の住民の顔を覚えられるわけがない。問い詰められても友人と名乗ればそれまでだ。
 しかも、淑女が購入を検討している最上階は、防犯面からすると地上階の次に弱い。各部屋のドアは様々な対策が練られていて、ピッキング、破壊、サムターン回しの全てに耐性がありそうだ。しかし、屋上がらベランダに降りて、そこから窓ガラスを割って侵入されたら終わりだ。
 ほとんどのマンションは、屋上に続く扉にまで厳重な対策はされていない。淑女が購入を検討しているマンションもその例に漏れなかった。
 屋上に続く扉の鍵の写真を見たところ、一分もあれば開けられそうな簡易な錠しかついてい。メンテナンスをしているふりをすれば、ピッキングの現場を見つかっても気づかれることはないだろう。
 購入をとどまるようアドバイスしたのだが、残念なことに、淑女は私の話を信じなかったようだ。
 私が指摘したのと同じ手口で、淑女が購入したマンションが泥棒にやられたという噂を聞いた。マンション会社が私を雇ってくれたら、より強固な防犯対策を取ることができるのに、防げる犯罪を遠くから傍観するしかないのは地団太を踏むほど悔しい。
 個人営業では鍵の販売や設置、各種防犯グッズの販売しかできない。防犯ベルなど気休めにしか過ぎない。だが、これらの小物が私の生活を支えていると思うとないがしろにもできない。理想と現実のギャップに、忸怩たる思いは募るばかりだ。
 つい最近も、このような出来事もあった。
 ある紳士から、ピッキングに強いテンプルキーを3つも付けた自慢の扉を見て欲しいという依頼があった。見た目は普通のマンションだが、中には大事な骨董品が置かれているという。「木を隠すなら森の中」ということらしい。
 確かに鍵が3つもあれば丈夫そうだが、最近はバンピングという特殊な不正解錠の方法がある。これは特殊な工具を使い、鍵内部に振動を与えることで内部のシリンダーを揃え、解錠してしまうのだ。
 紳士の扉の鍵は、バンピング対策が取られていなかった。
 私は危険性を訴えたが、紳士は信じなかった。仕方がないので、実際に同じ店にある見本の鍵をバンピングで解錠させてみせた。紳士は口をあんぐりと開けていたが、どうやら鍵の交換はしなかったようだ。ほどなくして、あるマンションから骨董品が大量に盗まれたというニュースが流れてきた。テレビ映像を見る限りだと、私が危惧したとおり、バンピングでやられたようだ。

 それにしても、ここ最近、不思議なことがふたつある。
 まったく稼ぎにならないのに相談客ばかり次から次へとやってくることと、ときおりポストに宛先人不明の小額の謝礼金が投げ込まれることと。

―――――

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