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【書評】黒岩麻里『男の弱まり~消えゆくY染色体の運命~』 [書評]

Y遺伝子の不思議な働きに迫ります。


(080)男の弱まり (ポプラ新書)

(080)男の弱まり (ポプラ新書)

  • 作者: 黒岩 麻里
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2016/01/07
  • メディア: 新書



タイトルの元になっているのは、Y染色体の小ささです。
X染色体が1000以上の遺伝子を含んでいるのに比べて、Y染色体は50強しかありません。
これはY染色体が遺伝情報の交換を行うことができないことからエラーが溜まり、欠失を繰り返した結果だと考えられています。
これ以外にも、男性の寿命が短い理由を探ったり、Y遺伝に関するトピックスが満載です。
非常に読みやすい本だと思います。

Y染色体の秘密を知りたいひとのために!

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