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【書評】東野圭吾『怪しい人びと』 [書評]

91年から93年にかけて、小説宝石で発表された短編集です。


怪しい人びと

怪しい人びと

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 1994/02
  • メディア: 単行本



一読した印象ですが、やややっつけ感があるというか、印象深い作品は少ないように思います。
ただ、それだけに、作者の技術がむき出しになっているというか、短編ミステリを書きたいひとにとっては宝の山かもしれません。
特に『結婚報告』はかなり強引な作品ですが、「この設定には、こういう意味があったのか」と思わせること度々です。

短編ミステリの勉強をしたいひと向けに!

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