【書評】長谷川煕『崩壊 朝日新聞』 [書評]
虚報をしてなお恥じない自らの古巣である朝日新聞を非難する本です。
序文に本書を執筆した理由が書かれています。
2014.8.5に、朝日新聞は吉田清治氏の証言は虚言だと認め、関連する記事を取り消す発表をしました。しかし、内外に深刻な影響を与え続けた虚報を裏付けも取らず紙面に載せ続け、各方面から疑問の声が上がっても放置したことに一言のわびもなく、おまけに問題は長年主張してきた「官憲による強制連行」ではなく「慰安婦が存在していたこと」と話をすり替えて開きなっている。
これを見て、著者は「新聞は崩壊した」と感じ、取材を開始したとあります。
本書の主眼は第1部です。
結局、朝日新聞の報道は「パブロフの犬だ」というのが著者の結論になると思います。
自らの主張にあう情報なら、裏づけも取らず、そのまま乗せてしまう。
吉田清治のウソなど、現地調査をしなくても、証言内容を吟味するだけでも判断できたはずです。
第2部以降は、「パブロフの犬」になってしまう原因を追究していきます。
2014.8.5から朝日新聞は変わったのか。
そう問われると、変わらないなあというのが実感です。
朝日新聞の問題点を知りたいひとのために!
序文に本書を執筆した理由が書かれています。
2014.8.5に、朝日新聞は吉田清治氏の証言は虚言だと認め、関連する記事を取り消す発表をしました。しかし、内外に深刻な影響を与え続けた虚報を裏付けも取らず紙面に載せ続け、各方面から疑問の声が上がっても放置したことに一言のわびもなく、おまけに問題は長年主張してきた「官憲による強制連行」ではなく「慰安婦が存在していたこと」と話をすり替えて開きなっている。
これを見て、著者は「新聞は崩壊した」と感じ、取材を開始したとあります。
本書の主眼は第1部です。
結局、朝日新聞の報道は「パブロフの犬だ」というのが著者の結論になると思います。
自らの主張にあう情報なら、裏づけも取らず、そのまま乗せてしまう。
吉田清治のウソなど、現地調査をしなくても、証言内容を吟味するだけでも判断できたはずです。
第2部以降は、「パブロフの犬」になってしまう原因を追究していきます。
2014.8.5から朝日新聞は変わったのか。
そう問われると、変わらないなあというのが実感です。
朝日新聞の問題点を知りたいひとのために!