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第11回朝日杯将棋オープン戦、準決勝・決勝 [将棋]

夢の対決が早々に実現です。

【中継サイト】
http://www.asahi.com/shougi/asahicup_live/

なにより注目は羽生善治竜王と藤井聡太五段との一戦です。
非公式戦では2度対戦(1勝1敗)していますが、公式戦では初対局です。

【羽生善治竜王VS藤井聡太五段】


苦しみながら準決勝まで勝ち上がった羽生竜王と、現役名人をまるでベテランのようにリードを積み重ねる盤石の指し回しで撃破した藤井五段。
好対照の両者ですが、角換わりのがっぷり四つとなりました。
先攻したのは先手藤井五段。羽生竜王も反撃してどっちが勝つのかわからない終盤戦となりましたが、藤井五段の勝負力が光りました。
競り合いを制して、藤井五段対羽生公式戦初勝利です。

【準決勝:久保利明王将VS広瀬章人八段】
もうひとつの準決勝は久保王将と広瀬八段のA級同士の対戦となりました。
久保王将は王将戦でも最強挑戦者といって過言ではない豊島将之八段相手に2勝1敗とリードしています。
名人挑戦を争う順位戦A級でも首位に立つなど今季は冴え渡っています。
広瀬八段も順位戦でプレーオフの可能性を残すなど、決して不調なわけではありません。
さて、順位戦A級では久保王将に敗れた広瀬八段ですが、ゴキ中対超速の対抗形から華々しい戦いとなり、終盤に踏み込んだ広瀬八段が順位戦の雪辱を果たしました。

【決勝:広瀬章人八段VS藤井聡太五段】
天才藤井五段が決勝まで上がってきました。
戦形は角換わりとなり、先手藤井五段が先攻します。藤井五段の攻めが細いかと思われましたが、手段を尽くして攻めを続け、そもまま押し切りました。
これで藤井五段は最年少での棋戦優勝達成です。
伝説に新たな1ページを加えました。そして、六段に昇段です。
藤井六段おめでとうございます!
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