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【書評】東野圭吾『嘘をもうひとつだけ』 [書評]

加賀恭一郎シリーズ第6作です。


嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)

嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/02/14
  • メディア: 文庫



本作は短編集です。
加賀恭一郎シリーズの短編集といえば、連作短編である『新参者』がありますが、単独の短編集としては2017年時点では本作のみです。
5作収録されていますが、加賀恭一郎以外の目線で書かれているのが特徴的です。
この特徴は本作だけではありませんが、刑事以外の目線で書くことで、ミステリに幅を持たせることに成功しています。
また、様々なパターンの結末が用意されており、よみはじめると、最後まで止まらなくなる佳作だと思います。

ミステリ短編好きなひとのために!

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