【書評】大岡昭明『幕末下級武士の絵日記』 [書評]
武士が書いた絵日記という貴重な資料です。
絵日記を残したのは、尾崎石城という忍藩の下級武士です。
彼は絵心があり、襖絵を頼まれて描くレベルだったので、絵も繊細で分かりやすいです。
当時の生活は現在と比べると貧しいです。
食事は質素で、3食お茶漬けの日もありました。晴れの日に出かける服がなくて、仮病を使おうとしたときもありました。
しかし、その一方で毎日にように酒を飲み、料亭に出かけます。
暇をもてあましてか、お寺で友人と語らい、詩吟の練習をし、難しい書物を手に勉強を重ねます。
当時の下級武士の生活を知ることができる、一級資料だと思います。
歴史好きのひとのために!
絵日記を残したのは、尾崎石城という忍藩の下級武士です。
彼は絵心があり、襖絵を頼まれて描くレベルだったので、絵も繊細で分かりやすいです。
当時の生活は現在と比べると貧しいです。
食事は質素で、3食お茶漬けの日もありました。晴れの日に出かける服がなくて、仮病を使おうとしたときもありました。
しかし、その一方で毎日にように酒を飲み、料亭に出かけます。
暇をもてあましてか、お寺で友人と語らい、詩吟の練習をし、難しい書物を手に勉強を重ねます。
当時の下級武士の生活を知ることができる、一級資料だと思います。
歴史好きのひとのために!