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【書評】東野圭吾『レイクサイド』 [書評]

2005年に映画化されたミステリです。


レイクサイド (文春文庫)

レイクサイド (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: 文庫



勉強合宿の最中に発生した悲劇を、参加者のひとりが真相を追います。
妙に仲の良い親達と、よそよそしい子供たち。
子供たちの将来のため、殺人事件を隠そうという親達の行動に、妻が事件を起こしてしまった負い目から、主人公も引き込まれていきます。
何かがおかしいと感じつつ、共犯関係が出来上がってきます。
そうしてついに掴んだ真相は……と、ラストはアガサクリスティの名作を彷彿とさせます。
2003年、本格ミステリベストの16位にランクされました。

東野圭吾ファンのために!


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