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【公募情報】第3回SS大賞 [公募情報]

ショートショートの復興を願っています。

【主催者HP】
https://shortshortawards.com/

ショートショートを中心に活躍する田丸雅智が中心になって運営されている賞ですが、選考にかなり癖があります。
技術より、選者との相性というか、アイデア勝負の部分が大きいです。
この辺りの感覚は、第1回、第2回の大賞受賞作を読んでいただければ、なんとなく掴めるかと。
制限枚数は1枚から15枚、応募締切は平成30年1月31日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:ショートショート
テーマ :不問
大  賞:30万円
制限枚数:1枚~15枚
応募締切:平成30年1月31日
応募方法:インターネット
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【書評】東野圭吾『私が彼を殺した』 [書評]

加賀恭一郎シリーズ第5作です。


私が彼を殺した (講談社文庫)

私が彼を殺した (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/03/15
  • メディア: 文庫



有力容疑者は3人です。
その3人が交代しながら1人称で述べる形式ですが、綺麗な時系列となっているので情景が浮かびやすく、分かりやすいです。
このうち誰かが犯人なのですが、真犯人は最後まで明かされず、読者が推理するようになっています。
袋とじの解説があり、これをヒントに読者が推理するのですが、マニア以外にはなかなか難しい。
特別なトリックがあるわけではないのですが、細部を覚えていないと解けません。

推理に自信があるひとは、ぜひとも挑戦してみてください。
ミステリファンのために!

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【公募情報】第16回元気川柳 [公募情報]

高根沢町が元気川柳を募集しています。

【主催者HP】
https://www.town.takanezawa.tochigi.jp/kanko//news/genkisenryu.html

高根沢町は宇都宮市の隣にあり、人口3万人弱の町です。
千葉ロッテマリーンズの岡田幸文選手の出身地でもあります。
テーマは「みんなが元気になり、ユーモアいっぱいの川柳」です。
過去受賞作を読むと、年齢を吹き飛ばすような作品が選ばれているようです。
応募締切は平成30年1月31日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:川柳
テーマ :みんなが元気になり、ユーモアいっぱいの川柳
最優秀賞:2万円相当の賞品
応募締切:平成30年1月31日
応募方法:インターネット、はがき
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【書評】東野圭吾『卒業』 [書評]

人気シリーズ加賀恭一郎の第1作にあたります。


卒業 (講談社文庫)

卒業 (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1989/05/08
  • メディア: 文庫



加賀恭一郎が大学生時代の物語です。
同級生が死亡し、自殺か他殺か揺れるなかで、お茶会の最中に第二の事件が起きます。
おのお茶会では、誰が茶をたて、誰が飲むのかくじ引きで決められるので、狙った殺人は不可能なのように思えたが……。
というストーリーです。
江戸川乱歩賞を受賞した『放課後』の次に書かれた作品なので、本格ミステリの色彩が濃いです。
トリックもかなり凝っており、むしろこのトリックを成立させるために複雑な設定を盛り込んだといった形です。
ちょっとややこしすぎるかな、という気もしないでもないですが。

本格ミステリ好きのひとのために!

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【公募情報】第13回オタク川柳 [公募情報]

気がついたら、もう13年目です。

【主催者HP】
https://www.575.moe/

お宅の語源は、趣味人たちがお互いを「お宅」と呼び合ったことから始まるそうですが、もう「オタク」は日本を代表する文化のひとつになった気がします。
これはある意味で、日本人の生真面目さをあらわしていると思います。
受賞傾向は、ぜひとも、過去受賞作品を読んでください。
爆笑すること間違い無しです!

<募集要項抜粋>
募集内容:川柳
テーマ :オタク
神 de 賞:10万円
応募締切:平成30年1月31日
応募方法:インターネット
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【書評】三島由紀夫『花ざかりの森・憂国』 [書評]

『憂国』は三島短編の代表作だと思います。


花ざかりの森・憂国

花ざかりの森・憂国

  • 作者: 三島由紀夫
  • 出版社/メーカー: 新潮文庫
  • 発売日: 1981/12/15
  • メディア: 文庫



本作は昭和19年から昭和36年に書かれた短編うち、三島由紀夫本人が選んだ短編13編が収録されています。
巻末に三島由紀夫本人の筆による解説が附されているので、まず解説を読むことをおすすめします。
13編のうち、抜けて優れているのはタイトルにも採用されている『憂国』だと思います。
ストーリーは単純です。
親友たちを叛乱軍として討たざるをえない状況に立たされた主人公は、妻とともに自殺します。
ただそれだけですが、そこまでにたどり着く克明な描写と、エロスと、豊富な語彙によってもたらされる文章を読む喜びとが一体になっています。
純文学が苦手なひとも、『憂国』は特におすすめしたいです。

純文学のとっかかりに!

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第43期棋王戦挑戦者決定戦第1局(永瀬拓矢七段VS黒沢怜生五段) [将棋]

黒沢五段がタイトル初挑戦を目指します。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/kiou/

黒沢五段、永瀬七段ともに25歳の若手です。学年では早生まれの黒沢五段がひとつ上ですが、生年月日は半年ほどしか違いません。
同年代といってもいいと思います。
ただし、プロ入りには5年の差があります。永瀬七段が17歳でデビューしたのに対して、黒沢五段は22歳です。永瀬七段が棋戦で活躍していたころ、黒沢五段はNHK杯戦で記録係を務めていました。この姿を覚えているひとは多いと思います。
しかし、今年に入ってからの活躍はめざましく、竜王戦で本戦トーナメントに出場したのに次いで、棋王戦の挑戦者決定戦出場です。
永瀬七段圧倒的有利が普通の見方ですが、もしかしたら勢いに乗っての一発があるかもしれません。
さあ、黒沢五段の快進撃は続くのでしょうか!

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/kiou/kifu/43/kiou201712150101.html

ということで、将棋です。
戦形は先手黒沢五段のゴキゲン中飛車に、お互い穴熊に囲ったじっくりとした将棋となりました。
後手は7筋から動きますが、飛車の下に歩を打った手が、渋い一着でした。
永瀬七段は先に馬を作りますが、黒沢五段は中央から飛車を活用し、馬を自陣に押し込めることに成功します。
そこから先は、先手が振り飛車党らしい捌きを見せます。
後手の穴熊をと金で攻めて、ついに永瀬七段をノックアウトに追い込みました。

これで黒沢五段の1勝となり、挑戦権争いは第2局に持ち越されました。
挑戦者決定戦第2局は12月27日(水)東京・将棋会館で行われる。
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最近の日常【平成29年12月上旬】 [日常]

〔病院でのひとこま〕
11月上旬の話。
1泊2日で抜歯の手術を受けてきた。
その手術前だが、初老と思われる女性が担当医と話をしているのが聞こえてきた。
どうも状況的に、女性は抜歯が必要となり、かかりつけ医では対応しきれないので、総合病院を紹介されたらしい。
医師は丁寧に説明しているのだが、女性が抜歯を嫌がっている。そのような問答が続き、反論しきれくなった女性が「先生のことを信用できない」といいだした。
高圧的で、一方的で……と続くのだが、要は抜歯をしない理由を、医者に難癖を付けることで産み出したわけです。
医者も慣れているのか「残念です。それなら紹介状に返事を書いておきますね」と事務的に対応していました。
社会心理学でいうところの……思い出せませんが、認知不協和の解消のひとつでしょう。
人間の心の動きを垣間見た気がしました。

〔カッパ寿司〕
ときおり家族7人でカッパ寿司にいく。
だいたい半年に2回ペース。
株主優待の範囲内で利用しているが、子どもが小さいうちは少しで良かったのだが、成長とともにアホみたいに食べるようになり、それに応じて株を買い増していく。
結果として分割投資みたいな形になり、株価が低迷している時期から買い始めたこともあり、それなりに含み益がでる。とはいっても、売らないから関係ないんだけども。
そんなこんなで、また株主優待を増やす必要に迫られてきた。
で、調べると、関連会社で調べるとアトムにお得感がある。
購入しても良いけど、いま株価が絶好調すぎて、なんとなく手を出しづらい。
次の優待確定が3月下旬。
まだ時間もあるし、北朝鮮もそろそろ何かありそうなので、ちょっと様子を見ようかな。
とか言っているうちに、株価がこんなに上がってしまったのですが。

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【公募情報】第6回健康川柳 [公募情報]

大賞賞金20万円です。

【主催者HP】
http://www.kokkeihaikukyoukai.net/

大賞20万ですが、それ以外にも多数の賞が用意されています。
過去受賞作を読むと、一定の傾向は見られず、選考には多数の関係者が関わっているのかなと想像します。
ただ、セルメという言葉を使った句が目立ちます。
応募締切りは平成30年1月31日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:川柳
テーマ :健康
大  賞:20万円
応募締切:平成30年1月31日(消印有効)
応募方法:インターネット、郵送
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【書評】水上勉『五番町夕霧楼』 [書評]

戦後の遊郭を舞台にした小説です。


五番町夕霧楼 (新潮文庫)

五番町夕霧楼 (新潮文庫)

  • 作者: 水上 勉
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1966/04
  • メディア: 文庫



水上勉は第45回直木賞を初めとする数多くの受賞暦を持つ大作家です。
本作は三島由紀夫『金閣寺』へのアンサーとして書かれたことは有名であり、かつ三島由紀夫の『金閣寺』と同じように、著者の代表作となっています。
主人公は、極貧の実家をすくために遊郭に落ちた若い女性です。
彼女は金持ちの旦那に恵まれますが、彼女には恋人である青年僧がいました。
その恋が様々な要因で阻まれていくうちに、思いつめた青年僧は金閣寺を放火してしまいます。
というようなストーリーです。
時代をいろいろ感じさせる作品です。

水上勉を知りたいひとのために!

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