【書評】高野和明・阪上仁志『夢のカルテ』 [書評]
ストーリーを共同で考案し、執筆は高野和明です。
主人公はカウンセラーをしている若い女性です。相手の夢の中に入れる特技を活かして、多くの患者を救っていきます。
基本的には短編連作ですが、第1章で出会った若い刑事との恋愛が話の軸となり、テーマとしては人の心の不思議さです。
主人公はこの恋愛が本物なのか、それとも過去の体験に起因する転移感情に過ぎないのか悩み続けます。
そして、最後に結論を出します。
それぞれの章は高野和明らしくミステリ仕立てになっており、最終章ではアクションシーンも入っています。
高野和明らしさと、意外な一面の両方を見ることができる小説だと思います。
主人公はカウンセラーをしている若い女性です。相手の夢の中に入れる特技を活かして、多くの患者を救っていきます。
基本的には短編連作ですが、第1章で出会った若い刑事との恋愛が話の軸となり、テーマとしては人の心の不思議さです。
主人公はこの恋愛が本物なのか、それとも過去の体験に起因する転移感情に過ぎないのか悩み続けます。
そして、最後に結論を出します。
それぞれの章は高野和明らしくミステリ仕立てになっており、最終章ではアクションシーンも入っています。
高野和明らしさと、意外な一面の両方を見ることができる小説だと思います。