【書評】高野和明『6時間後に君は死ぬ』 [書評]
表題作は江戸川乱歩賞受賞後第1作短編になります。
本作は未来が見える超能力者を主人公とする連作短編です。
設定自体はありふれており、新規性はありません。表題作も真犯人はけっこう早めに分かります。
それでも、エンターテイメントとして完成度の高い作品に仕上がっています。
著者は渡米してストーリーの勉強をしてきただけあって、タイムリミットの設定や、アクションシーン、恋愛、ミスリーディングなど、様々な技術が詰まっています。
『恋をしてはいけない日』についても、某有名ハリウッドアニメの影響を強く感じます。
理論面から物語を作りたいひとにはぴったりの素材だと思います。
エンタメ好きな読者のために!
本作は未来が見える超能力者を主人公とする連作短編です。
設定自体はありふれており、新規性はありません。表題作も真犯人はけっこう早めに分かります。
それでも、エンターテイメントとして完成度の高い作品に仕上がっています。
著者は渡米してストーリーの勉強をしてきただけあって、タイムリミットの設定や、アクションシーン、恋愛、ミスリーディングなど、様々な技術が詰まっています。
『恋をしてはいけない日』についても、某有名ハリウッドアニメの影響を強く感じます。
理論面から物語を作りたいひとにはぴったりの素材だと思います。
エンタメ好きな読者のために!