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【公募情報】宮古島文学賞 [公募情報]

今年新設の地方文学賞です。

【主催者HP】
http://miyakobunka.com/prize.html

主催は宮古島文化協会です。
「海のまほろば宮古島の文学風土は、古来、口承文芸や英雄叙事詩など個性豊かな土壌として、今日まで受け継がれてきました。」
とあります。
Wiki で調べると、民謡、放言、神話などがあるようですね。
宮古島らしさを出すべきなのかどうかは、第1回なので分かりません。
人口5万人の小さな市が50万円の大盤振る舞いですから、応援したくなる気持ちもあります。
制限枚数は原稿用紙換算30枚~50枚。応募締切は平成29年10月31日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:短編小説
テーマ :島
大  賞:賞金50万円
制限枚数:原稿用紙換算30枚~50枚
応募締切:平成29年10月31日
応募方法:郵送
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創作状況【9月下旬】 [ぼくの公募状況]

急激に秋らしくなってきました。

【メルマガ原稿】
 今月のメニューはこちらです。
◆創作に役に立つ書籍紹介(第9回)
 ~東野圭吾・加賀恭一郎シリーズの巻~
◆リアルタイム企画・TO-BE小説工房に挑戦中(第30回)
◆公募情報数点
  久しぶりの書籍紹介では、人気作家東野圭吾の加賀恭一郎シリーズを取り上げます。
  メルマガ登録はこちらか。無料ですのでお気軽に!
 http://www.arasuji.com/saitomagazine.html

【小説現代・ショートショートコーナー】
今月分は投稿するのみ。
ストックを2本書くが、どれも出来として酷いなあ。
まあ、こんな月もありますよ。

【TO-BE小説工房】
今月投稿予定作をさらりと投稿する。来月用は冒頭だけ書いて、あとは技術でなんとかというパターンになりそう。
最初のアイデアは一旦はボツ。どこかで復活するかも。
http://www.koubo.co.jp/guide/tobekobo.html

【創元SF短編】
ネタを考える暇がない。10月に入ったらボチボチと……。
再来年用のネタは、星新一賞応募作品の改稿と決まっているのですが。


【ゆきのまち幻想文学賞】
2年分の校正も終わったので、長期間お休み中。

【星新一賞】
すでに気持ちは来年です。
来年用作品も完成済みだが、このレベルがひどい(汗)

【北区内田康夫ミステリー文学賞】
来年に向けて頑張ります。

【湯河原文学賞】
創元SF短編に落選した作品を湯河原文学賞に応募しようと思っていたけど、間違えてkino-kuni文學賞に応募してもうた。
ということで、昨年kino-kuni文學賞に落選した作品を送ろうかな。こんなローテーション。
星新一賞 → 創元SF短編 → kino-kuni文學賞 → 湯河原文学賞。
ひとつのアイデアで4回投稿みたいな。
締めきりは11月17日(必着)なので、忘れないようにしないと。

【福島正実SF童話賞】
気持ちは2年後です。
が、いまのアイデアは古臭くてなんだかなあ、という感じなのです。使いまわされた感じといいますか。
また別のネタを考えようかなあ、どうしようかなあ。

【FACEBOOK】
友達募集中です!
https://www.facebook.com/profile.php?id=100007879718530

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最近の日常【平成29年9月下旬】 [日常]

〔セキュリティーソフトを変更した話〕
いままで使っていたセキュリティーソフトがあまりに重い。パソコンの動きが遅くてたまらない。
ということで、セキュリティーソフトを変更してみた。
スマホの付属サービスで付いてくるセキュリティーソフトなのだが、これが軽い。おまけにサブパソコンにもインストールできる。
ついでに自動的に立ち上がるソフトを何個か削り、さらに軽くしてみた。
なかなかいい感じになりました。
常駐ソフトは必要最低限に限る……と思いつつ、気がついたら増えてしまうのですが(汗)

〔次男が新体力テストでAを取った話〕
自分は体力がある方ではない。小学校時代の体力テストはBかCだったのだが、次男がAを取ってきた。クラスで2番目だという。
Gスコアなる数字があり、同じ体格のこどもと比べた偏差値があるのだが、うちの次男は小柄なのでGスコアだと跳ね上がる。
面白い数値があるものですね。
結果を見ると、握力以外は前年から大幅にUPして、特に筋持久力がよい様子。
普段の動きを見ると、身体能力的に恵まれているようには見えないんですけどね。ユーチューブ大好きだし。
週6回のソフトボール部の練習が効いているのかな。
なんとなく不思議な気分。
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【書評】ユン・チアン『ワイルド・スワン』 [書評]

清朝末期から文化大革命終了までの期間にわたる、著者三代の自伝的小説です。


ワイルド・スワン 上中下巻セット (講談社文庫)

ワイルド・スワン 上中下巻セット (講談社文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 1998/03/01
  • メディア: 文庫



清朝末期から文化大革命終了まで百年もありませんが、中国は急速に近代化を駆け上がっていきます。
祖母は纏足をしていました。それが纏足がなくなり、日本占領期を経て、第二次世界大戦、国共内戦、さらには悲劇的ともいえる毛沢東による大躍進運動と文化大革命の悲劇。
あくまで自伝的小説なのですが、結果として、中国共産党を手厳しく批判する内容となっています。
当時の中国の酷さが全編を通じて伝わってきます。

毛沢東は天才です。しかし黒い方面の天才です。
人間の悪辣な面をこれでもかとばかりに引き出し、著者一家を含め多くの家族を悲劇のどん底に突き落としていきます。

人間というものを考えさせられる名著だと思います。歴史に残るべき本だし、教養として読むべき本の一冊だと思います。

第25期銀河戦決勝(羽生善治二冠VS久保利明王将) [将棋]

タイトルホルダー同士の決勝となりました。

【中継サイト】
http://www.igoshogi.net/shogi/ginga/index.html

実際の対局が行われたのは8月です。
もちろん結果は秘密にされるのですが、ところが、放映前に将棋世界で結果がばらされるという珍事がありました。
放送が9月下旬で次号の将棋世界が10月2日発売なので、当然、記事として取り上げることになります。
それだけなら良いのですが、発売予告の内容紹介で、結果が判明してしまうというのはいただけないと思います。
決勝という最も注目を集める一戦なのに結果がバレてしまっては、囲碁将棋チャンネルの視聴者数に影響を及ぼす可能性があります。経営的にもダメージです。
棋戦を運営してくれるスポンサーは、将棋界にとって大切なひとたちのはずです。
そのスポンサーを裏切るような記事を出してしまうのは、将棋専門誌としてどうなのかなと思います。

【棋譜】
http://www.igoshogi.net/shogi/ginga/kifu.html?kifu=g25K0401

ということで、将棋です。
久保王将はゴキゲン中飛車から5筋を制圧し、4筋に転戦します。
後手の羽生二冠は高美濃囲いから角を覗き、4筋から戦いが始まります。
先手が仕掛けた隙を狙う40手目の6六歩が上手く、後手が銀桂交換の駒得になります。
それでも久保王将は馬を作り、離されずについていきます。
ここから形勢が混沌とします。
久保王将が追い上げて逆転したと思えば、羽生二冠が盛り返してひっくり返します。
早指しですので指運の世界です。
将棋は最後に悪手を指した方が負けるといいます。
最後に悪手を指したのは羽生二冠でした。
100手目の6六飛車は角取りですが、久保王将は受けることなく、一気に寄せに入ります。
ここで一気に差が開きました。
117手目まで久保王将が羽生二冠を押し切り、嬉しい銀河戦初優勝となりました。

久保銀河おめでとうございます!
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第25期大山名人杯倉敷藤花戦挑戦者決定戦(甲斐智美女流五段VS伊藤沙恵女流二段) [将棋]

甲斐女流五段が昨年のリベンジを狙います。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/kurashikitouka/

甲斐智美は女流五段ですが、これはタイトル獲得通算7期によるものです。
タイトルを獲得するだけでも大変なのに、通算7期とは大変な記録ですが、いまのところ達成者は7人です。甲斐智美は蛸島彰子と並んで6位タイです。
1位は清水市代の43期で、次は里見香奈の27期、中井広恵の19期と続きます。
さすがにTOP3に追いつくのは年齢的に厳しいものがありますが、後輩への壁になるべく通算10期を目指して欲しいところです。
倉敷藤花戦はタイトル戦ですが3局という短期決戦です。しかも第2局、第3局は同日開催になります。
それだけに、相手が強敵でも、一発入ってタイトル獲得のチャンスが高いと思います。
さあ、甲斐女流五段は挑戦者として倉敷藤花戦に戻ってこられるでしょうか!

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/kurashikitouka/kifu/25/kurashikitouka201709250101.html
ということで、将棋です。
先手は甲斐女流五段となり、最終的に古風な矢倉となります。
先手は4六角、3六銀の理想形を築き、後手は8四角と7三桂でカウンターを狙います。
と思っていたら、後手から仕掛けました。
角と桂馬だけの軽い攻めですから簡単に受けられそうですが、伊藤沙女流二段は軽手から馬を作り、さらに取られそうだった桂馬も手順に逃げ出して好調です。
甲斐女流五段も入玉含みで頑張り、後手も戦力不足で捕まえ切れるのかどうか微妙になります。
しかし、最後はB面作戦で駒を蓄えた後手が寄せきり、118手まで伊藤沙女流二段が初挑戦を決めました。
アマチュアにとって参考になる仕掛けだと思います。

三番勝負第1局は11月7日(火)、東京・将棋会館で行われます!

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【書評】林青梧『足利尊氏』 [書評]

著者は計6回も芥川賞、直木賞候補になっています。


足利尊氏

足利尊氏

  • 作者: 林 青梧
  • 出版社/メーカー: 叢文社
  • 発売日: 1984/01
  • メディア: 単行本



足利尊氏は評価の難しい人物です。
室町幕府の創設者であり、鎌倉幕府を滅ぼした剛の武士ではあるのですが、戦いにはたびたび負け、天下を取った後も弟に負けたりしています。
小説では思慮深い人物として書かれていますが、どちらかといえば無頓着で、恩賞をばらまくかと思えば、敵を味方しにしたり、味方を簡単に切り捨てたりしています。
おそらく豊臣秀吉のような、ひとたらしの名人だったような気がします。
林青梧は足利尊氏を史実に照らし合わせながら、できるだけ丁寧に描こうとしていると感じます。
もちろん細部はフィクションなのですが、史実かどうか疑わしい出来事は注を入れ、読者を歴史の世界に誘うように工夫していると感じます。

足利尊氏をもっと知りたい人のために!


【書評】高野和明『グレイヴデッィガー』 [書評]

タイトルは「墓堀人」の意味です。


グレイヴディッガー (講談社文庫)

グレイヴディッガー (講談社文庫)

  • 作者: 高野 和明
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/06/15
  • メディア: 文庫



プロローグで、殺害された麻薬密売人の遺体が盗まれる事件がおきます。
その事件を発端として、壮大な復讐劇が幕を開けます。

本作の構成はかなり技巧を凝らしています。
メインストーリーは主人公の逃走ですが、逃げる理由も背景もしっかりしており、おまけにタイムリミットと主人公がたどり着かなければならないゴールも設定されています。
タイムリミットとゴールの組み合わせは、著者の代表作である『ジェノサイド』でも使われています。
このメインストーリー以外に、複数のストーリーラインが複雑に絡み合います。
道筋が見えてきたと思ったら逆転、また逆転で、最後の最後まで油断できません。
それと同時に闘争劇でも追い詰められながらまた逆転、逆転で読者を休ませません。
構成としては最初にキーワードをばらまいておきます。それに新しい情報が付加されて真相が見えたと思いますが、一部のキーワードが謎のままのこります。
そこにさらに新しい情報が付加されてまたひとつキーワードの意味が判明しますが、まだ謎のキーワードが残ります。
そこにさらに新しい情報が加わり……の繰り返しです。
非常に参考となる手法だと思います。
もちろん戦闘シーンも盛り込まれており、展開に抑揚を付けています。

著者はエンターテイメントのキモを知り尽くしています。
ストーリーテリングの勉強をしたい方にお勧めです!

【公募情報】鉄道小説大賞 [公募情報]

相模グループが100周年を記念して短編小説を募集しています。

【主催者HP】
https://www.tetsudoshosetsutaisho.com/

主催者HPで1次審査を通過した作品を読むことができます。
それぞれ舞台となっている沿線が書かれており、審査においてテーマが重視されていることがうかがわれます。
公募によってはテーマに合致していなくても受賞することがありますが、本賞ではその可能性はかなり薄そうです。
こうなると相鉄線沿線に住んでいるひとは圧倒的に有利ですね。
応募締霧切は平成29年11月15日、制限文字数は2000文字~1万文字程度です!

<募集要項抜粋>
募集内容:短編小説
テーマ :相鉄沿線の街・人・自然の魅力
大  賞:賞金10万円
制限枚数:2000文字~1万文字程度
応募締切:平成29年11月15日
応募方法:郵送、メール
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創作状況【9月中旬】 [ぼくの公募状況]

国際関係風雲急を告げる予感。

【メルマガ原稿】
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◆創作に役に立つ書籍紹介(第9回)
 ~東野圭吾・加賀恭一郎シリーズの巻~
◆リアルタイム企画・TO-BE小説工房に挑戦中(第30回)
◆公募情報数点
  久しぶりの書籍紹介では、人気作家東野圭吾の加賀恭一郎シリーズを取り上げます。
  メルマガ登録はこちらか。無料ですのでお気軽に!
 http://www.arasuji.com/saitomagazine.html

【小説現代・ショートショートコーナー】
校正をしようとするが、直すとことがなかった。完成度が高い。
さあ、ストックを作らないと。

【TO-BE小説工房】
今月投稿予定作を推敲する。恥ずかしい誤字を発見。くわばらくわばら。
夢ネタをじっくり考えます。
http://www.koubo.co.jp/guide/tobekobo.html

【創元SF短編】
あいかわらずネタがないが、長編用に考えてたネタをここで使おうかなあ。
どうしようかなあ。

【ゆきのまち幻想文学賞】
2年分の校正も終わったので、長期間お休み中。

【星新一賞】
さらに推敲して、早めに応募しました。あらすじもかなり悩んで、200字以内に収めました。最後は思いっきりが大切かなと思いつつ。
来年用作品も完成済みだが、このレベルがひどい(汗)

【北区内田康夫ミステリー文学賞】
いちおう草稿だけ完成させたけど、9月末までに仕上げることはできそうにない。
なにせ原稿用紙23枚しかなく、これを40枚~60枚に合わせるにはかなりの時間を要すると思われる。
おまけにわかりにくい。
とりあえず来年に向けて1年かけて推敲します。時間ができれば別ですが。

【湯河原文学賞】
創元SF短編に落選した作品を湯河原文学賞に応募します。
応募前に徹底的に推敲した作品なので、基本的に何にもしません。
締めきりは11月17日(必着)ですね、忘れないようにしないと。

【福島正実SF童話賞】
さらに推敲して56枚にして投稿する。
少し余裕があったので、思い出したエピソードを軽く加えて、伏線もたしました。エピローグもしっかりと書くことができました。
前回応募よりは良い作品だと思うのだが、マニアックな歴史ネタなので、かなり趣味が分かれそうな。
読みながら江戸時代の暮らしを知ろうがコンセプトなのですが。

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