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【映画】ゴーストバスターズ/answer the call [映画評]

1980年代に大ヒットしたゴーストバスターズのリブートです。


ゴーストバスターズ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2017/07/05
  • メディア: Blu-ray



主人公は大学講師で終身雇用の審査の直前でした。
ところが昔のオカルト仲間と出版した本がバレ、さらにゴースト事件に巻き込まれた顛末がyoutubeにUPされたことで、研究者失格とみなされて失職します。
そして、昔の仲間とゴースト退治の会社を興します。
キャラは違いますが、基本的な流れは元祖と同じです。3人でスタートしてうち1名が兵器開発担当であることも、途中でひとり加わることも同じです。
ただメンバー全員が女性であることと、受付が男性と性別がひっくり返っているのが違います。
また、受付の男性がかなりおバカキャラであることや、兵器開発担当のキャラが尖っているのも元祖との相違点です。
映画には元祖を髣髴とさせる場面が多数でてきます。
不動産屋が最初に案内した場所はゴーストバスターズの基地と同じですし、ゴーストバスターズのマスコットキャラも同じです。基本的な兵器も同じですし、マシュマロマンも登場です。
また、オリジナルメンバーもチョイ役で出演します。
ストーリー展開も概ね元祖の焼き直しで、ゴーストバスターズたちはただのお騒がせメンバーと思われて隔離されますが、ニューヨークの危機に再び呼び出されるのも同じです。
ここまでなぞられると、ちょっと微妙かも。
ラストでゴーストバスターズの車に乗せてある核兵器(!)を冥界の出入口になっている渦の中で爆発さえて陽子反転を起こして……はかなり無理がある上に意味不明だし、ラストで主人公がアビーを救うために渦に飛び込むシーンは、もう一段のピンチを演出する必要性は分かりますが、どう考えても無理があります。復帰するスピードが女性二人が引き上げるレベルではありません。
カメオ出演したアーニーハドソンの評
「あれは、(『ゴーストバスターズ』の)続編でも拡大版でもなかった。なんとなく、別のユニバースに属していた。わかるかな? 僕らと似ているけど、僕らではない僕らだった」
という意見に自分も同感です。
で、ラストでいかにも第二段があるようなフリがされますが、残念ながら次作も再びリブートです。
製作費1億44百万ドルを費やして、興行収入が2億29百万ドルではやむを得ないかもしれません。
けど、それなりにユーモアがあって、エンタメとして十分に楽しめる映画だと思います。

ゴーストバスターズファンのために!
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