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【映画】007/リビング・デイライツ [映画評]

1987年公開のシリーズ15作目です。


007/リビング・デイライツ [Blu-ray]

007/リビング・デイライツ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2021/09/29
  • メディア: Blu-ray



ソ連崩壊が1991年なので、まだソ連が健在なときの映画です。
映画は00たちの訓練シーンで始まります。
そこで007の仲間が殺害されるのがプロローグです。
ストーリーはソ連からの亡命希望者を、ボンドたちが助けるところから始まります。
Qの作戦で無事に亡命は成功しますが、亡命者を狙う暗殺者が素人であることをボンドが見抜きます。
亡命者はМにソ連の秘密作戦を供述しますが、その直後にKGBの特殊部隊によって奪還されてしまいます。
実は亡命者は偽装で、英国に偽の作戦を吹き込むための罠でした。
亡命者はソ連で公金横領の罪に問われており、麻薬の密輸で稼いでいたので、英国の手を借りてKGBトップを殺害させようとしたのです。
全てを見抜いたボンドが、反撃に転じます。
というのがざっくりストーリーです。
007シリーズの見せ場はQの作る新兵器と派手なアクションです。
今回は雪上での逃走劇が見せ場ですが、最近の007を見慣れてしまうとちょっと地味かもしれません。
それでも後半に行くと、空中での格闘から敵を倒したと思ったら次は仲間の危機を救い、さらに燃料切れも切り抜けます。
最後の主敵との戦いも、ピンチからQの秘密兵器で逃れると、後半30分は仕掛けがてんこ盛りです。
これが007シリーズなのでしょう。
もちろんイチャイチャシーンもありますし、ボンドが敵に捕らわれるシーンもあります。
そこから脱出したときにおまけ的に陽気なアフガン人を助けるのですが、これがゲリラのリーダーでした。
そこからゲリラと共同作戦を取ります。
この辺りは『ランボー 怒りのアフガン』を髣髴とさせますが、ランボーが本作の翌年なので、007が本家ですね。
ゲリラ軍団は騎兵なので、騎乗での活躍も見どころのひとつです。
ジェームスボンドを演じたティモシー・ダルトンは、最も原作に近い007と言われたそうです。
製作費40百万ドルで、興行収入1億91百万ドルと人気シリーズに恥じない成績を収めました。

007シリーズファンのために!
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