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【映画】スクールオブロック [映画評]

2003年のミュージカルコメディ映画で、文句なしの傑作です。


スクール・オブ・ロック [Blu-ray]

スクール・オブ・ロック [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: パラマウント
  • 発売日: 2019/04/24
  • メディア: Blu-ray



主演はジャックブラックです。
ロックバンドを首になったミュージシャンが、同居人の教師になりすまし、一流小学校の臨時教員としてもぐりこみます。
もちろんまともな授業はできません。
できるのはロックのみ。
ロック大会があることを知ったブラックは、生徒たちでバンドを仕立て上げ、首になったロックバンドを見返すために、その大会で優勝を狙う。
というのが大まかなストーリーです。
物語の途中で流れる音楽も良いですが、堅物だった生徒たちが、かなり強引にロックの練習に参加されれ、知らぬまにロックの魅力に取りつかれるという流れがユーモア満載でとても良いです。
ハチャメチャで自分のことしか考えない先生で、最初はオレオレでしたが、徐々に生徒たち全員に役割を与えるよう知恵を絞るようになり、生徒たちとの交流を深めていく中で生徒の意見を聞くようになり、だんだんと生徒を立てるようになります。
自分のことではなく、生徒たちのことを考えるように変化していきます。
曲も自作曲から生徒の曲に変更します。
独特の教育?方法は何度かバレる危機に陥り、最後は偽教師であることが白日の下にさらされますが、今度は生徒たちが先生を引っ張ってロック大会に向かいます。
こうした流れというか、脚本がとても良いです。ハチャメチャな設定を破綻させないように、かなり細かいことまで気を使っています。
同居人もなりすましのために必要であり、かつ最後の危機の演出にも必要です。
堅物の校長先生も、最初は悪者扱いですが、先生が校長をコーヒー(実はビール)に誘うことで、校長も堅物の保護者に睨まれて苦しんでいることを吐露させます。
このシーンが、保護者会でのつるし上げへの前振りとなり、そこから保護者たちを大挙してロック大会に流れ込ませることで、感動のラストシーンへと繋げます。いやいや、本当によく考えられています。
そしてラストシーンですが、主人公は生徒から学生服を送られます。演奏の最後に客席に飛び込み、冒頭は聴衆から避けられますが、ラストシーンではみんなに支えられます。
自分中心だった主人公が生まれ変わったこと、主人公のロックへの我武者羅な熱意と、生徒たちへの思いが、みんなに伝わったことを示す名シーンです。
とにかく見事な流れです。
ちなみにバンドメンバーの子供たちは本当のミュージシャンなので、実際に演奏しているそうです。
そのためか、演奏シーンがとても自然です。
製作費35百万ドルで興行収入1億31百万ドルの大ヒットとなりました。

至宝のミュージカルコメディ映画を楽しみたいひとのために!
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