創作状況【4月下旬】 [ぼくの公募状況]
ここしばらくSO-NETブログの本カテゴリで1位をキープしています。ありがとうございます。これからも読まれるブログを目指して頑張ります。
【第187回のメュー】
◆こんな公募に応募しました(第19回坊ちゃん文学賞の巻)
◆小説でもどうぞ!に挑戦中(第18回)
◆おまけのもう1作
◆公募情報数点
今回のテクニックは遠回しに伝える技です。
次回発行は5月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
https://www.arasuji.com/mailmagazine/saitomagazine/
【ショートショートガーデン】
今回も小説でもどうぞ「学校」のボツネタです。
〔キツネの学校〕
https://short-short.garden/S-uCTuLq
【小説でもどうぞ】
4月テーマ「学校」の2作目を推敲する。うーん、さすがに今回はダメそうです。奇妙な話ではあるけど、いい話にはなっていない。
最後まで推敲して、とりあえず自分の中のノルマとなっている2作応募しました。
W選考委員版は次回は「魔法」ですね。いろいろな魔法がありそうです。とりあえず1作目を書く。眉村卓のイメージだが、本家には遠く及ばず。ただ、自分の中ではよくできた作品だとは思う。公募には向かない系統なのですが。
次は通常版の5月テーマ「祭り」をひとつ書いて、魔法にもどるか。W選考委員版の締切まであまり時間がないんだよなあ。
【yomeba!】
結果と次の公募待ちです。
次回はもうちょっとじっくり考えます……。
【星新一賞】
第10回受賞作を順番に読んでいきます。
・旭化成ホームズ賞『春発つ日』青庭遠
親権争いに敗れた母親が、火星に移住する息子との最後の思い出に、サーカスを見に行く話です。
これ、文章が卓越して上手いです。星新一賞の中でも、歴代トップクラスではないかと思います。
火星とか遺伝子操作とかSF風の味付けはされていますが、基本的には純文学系統で、描写と心理描写で読ませる作品です。
例えばサーカスが始まるところの描写。まず中心のピエロに目線が行く、そこから少し間を持たせてからピエロの動きに合わせて、視線を動かしていく。視覚だけでなく聴覚の描写もあり、さらに適度に観客やキャラたちの心情を挟みこむ。
このバランスが絶妙です。
母親は息子の心の穴を埋めようとしますが、実は助けを求めていたのは母親だった。そのことに母親は気が付き、子供の成長を誇らしく思うとともに、母親も前を向こうと決意します。
こうした親子の成長を、サーカスの観劇というワンシーンで見事に表現しています。掌編として隙がありません。
SF要素が少ないため評価を落としたのだと思いますが、ジャンルにとらわれなければ、素晴らしい作品だと思います。
【坊っちゃん文学賞】
第19回の受賞作を順番に読んでいきます。
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/shisei/machizukuri/kotoba/bocchan.html#cms19thjushousakuhin
・佳作『メトロポリスの卵』石原三日月
設定がとても面白いです。
役目を終えた都市が、最後の力を振り絞って卵を産む。その卵が落ちた場所が、新しいメトロポリスとなる。そのメトロポリスは、少し時代が進んでいる。
巨大な都市を卵にしてしまう転換のアイデアですが、この組み合わせ、設定はなかなか思いつかないと思います。
ただ、ラストが強引かな、と思います。新しい都市に目的の装置があるのは必然ではありませんし、そもそも、その場所をどうしても移動したくない理由が弱いです。
冒頭で庭で朝食を食べるシーンがありますが、そこでの喜びを視覚だけでなく、触覚、嗅覚、味覚等をフル動員した描写になっていたら、すっと繋がったかもしれません。
もったいない、というのがぼくの素直な感想ですが、素晴らしい作品だと思います。
【NIIKEI文学賞】
締切は5月31日、制限文字数400~800字。
推敲もしているので、あとは投稿直前にもう1回見直すだけ。ただねえ、なかなかテーマ「にいがた」で、「にいがた」をアゲる作品になっていないので、正直失敗作。
うまいアイデアが浮かんだら、また考えますが……。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-02-16-3
【ラストで君は「まさか!」と言う】
2作目を書きましたが、1200字もない。制限文字数4000字なので、さすがに短すぎるかも。まあいいや。あともう1作ぐらい書いて選びたい気分。
制限文字数4000字、締切は5月31日です。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-03-11
【ひらづみ文学賞】
締切が7月31日。
創元SF短編で落選した作品を出す予定、ということで、忘れないためのメモ書きです。はい。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-03-15-1
【超ショートショート】
2022受賞作はこちらから読めます。
https://www.ehime-np.co.jp/online/information/short_short/prize2022.html
・小学生低学年の部『キセキのシンブンシ』本多きほ<テーマ「新聞紙」>
シンブンシが回文であることに着目し、回文である場所に瞬間移動できるというアイデアを組み合わせたのが素晴らしいです。いやあ、この発想は思いつきません。
タイトルは『キセキのシンブンシ』ですが(キセキも回文)、この作品自体がキセキのようなものです。脱帽です。
【その他モロモロ】
・エコカレンダーの3句目を考えた。季節感はあるけど季語がない。5月26日締切です。
・おーいお茶新俳句はツバメ3句で応募しました。楽しかった。10月下旬発表。
・第9回朝礼川柳は落選しました。後日、TOP100の発表もあるそうです。
【第187回のメュー】
◆こんな公募に応募しました(第19回坊ちゃん文学賞の巻)
◆小説でもどうぞ!に挑戦中(第18回)
◆おまけのもう1作
◆公募情報数点
今回のテクニックは遠回しに伝える技です。
次回発行は5月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
https://www.arasuji.com/mailmagazine/saitomagazine/
【ショートショートガーデン】
今回も小説でもどうぞ「学校」のボツネタです。
〔キツネの学校〕
https://short-short.garden/S-uCTuLq
【小説でもどうぞ】
4月テーマ「学校」の2作目を推敲する。うーん、さすがに今回はダメそうです。奇妙な話ではあるけど、いい話にはなっていない。
最後まで推敲して、とりあえず自分の中のノルマとなっている2作応募しました。
W選考委員版は次回は「魔法」ですね。いろいろな魔法がありそうです。とりあえず1作目を書く。眉村卓のイメージだが、本家には遠く及ばず。ただ、自分の中ではよくできた作品だとは思う。公募には向かない系統なのですが。
次は通常版の5月テーマ「祭り」をひとつ書いて、魔法にもどるか。W選考委員版の締切まであまり時間がないんだよなあ。
【yomeba!】
結果と次の公募待ちです。
次回はもうちょっとじっくり考えます……。
【星新一賞】
第10回受賞作を順番に読んでいきます。
・旭化成ホームズ賞『春発つ日』青庭遠
親権争いに敗れた母親が、火星に移住する息子との最後の思い出に、サーカスを見に行く話です。
これ、文章が卓越して上手いです。星新一賞の中でも、歴代トップクラスではないかと思います。
火星とか遺伝子操作とかSF風の味付けはされていますが、基本的には純文学系統で、描写と心理描写で読ませる作品です。
例えばサーカスが始まるところの描写。まず中心のピエロに目線が行く、そこから少し間を持たせてからピエロの動きに合わせて、視線を動かしていく。視覚だけでなく聴覚の描写もあり、さらに適度に観客やキャラたちの心情を挟みこむ。
このバランスが絶妙です。
母親は息子の心の穴を埋めようとしますが、実は助けを求めていたのは母親だった。そのことに母親は気が付き、子供の成長を誇らしく思うとともに、母親も前を向こうと決意します。
こうした親子の成長を、サーカスの観劇というワンシーンで見事に表現しています。掌編として隙がありません。
SF要素が少ないため評価を落としたのだと思いますが、ジャンルにとらわれなければ、素晴らしい作品だと思います。
【坊っちゃん文学賞】
第19回の受賞作を順番に読んでいきます。
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/shisei/machizukuri/kotoba/bocchan.html#cms19thjushousakuhin
・佳作『メトロポリスの卵』石原三日月
設定がとても面白いです。
役目を終えた都市が、最後の力を振り絞って卵を産む。その卵が落ちた場所が、新しいメトロポリスとなる。そのメトロポリスは、少し時代が進んでいる。
巨大な都市を卵にしてしまう転換のアイデアですが、この組み合わせ、設定はなかなか思いつかないと思います。
ただ、ラストが強引かな、と思います。新しい都市に目的の装置があるのは必然ではありませんし、そもそも、その場所をどうしても移動したくない理由が弱いです。
冒頭で庭で朝食を食べるシーンがありますが、そこでの喜びを視覚だけでなく、触覚、嗅覚、味覚等をフル動員した描写になっていたら、すっと繋がったかもしれません。
もったいない、というのがぼくの素直な感想ですが、素晴らしい作品だと思います。
【NIIKEI文学賞】
締切は5月31日、制限文字数400~800字。
推敲もしているので、あとは投稿直前にもう1回見直すだけ。ただねえ、なかなかテーマ「にいがた」で、「にいがた」をアゲる作品になっていないので、正直失敗作。
うまいアイデアが浮かんだら、また考えますが……。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-02-16-3
【ラストで君は「まさか!」と言う】
2作目を書きましたが、1200字もない。制限文字数4000字なので、さすがに短すぎるかも。まあいいや。あともう1作ぐらい書いて選びたい気分。
制限文字数4000字、締切は5月31日です。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-03-11
【ひらづみ文学賞】
締切が7月31日。
創元SF短編で落選した作品を出す予定、ということで、忘れないためのメモ書きです。はい。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-03-15-1
【超ショートショート】
2022受賞作はこちらから読めます。
https://www.ehime-np.co.jp/online/information/short_short/prize2022.html
・小学生低学年の部『キセキのシンブンシ』本多きほ<テーマ「新聞紙」>
シンブンシが回文であることに着目し、回文である場所に瞬間移動できるというアイデアを組み合わせたのが素晴らしいです。いやあ、この発想は思いつきません。
タイトルは『キセキのシンブンシ』ですが(キセキも回文)、この作品自体がキセキのようなものです。脱帽です。
【その他モロモロ】
・エコカレンダーの3句目を考えた。季節感はあるけど季語がない。5月26日締切です。
・おーいお茶新俳句はツバメ3句で応募しました。楽しかった。10月下旬発表。
・第9回朝礼川柳は落選しました。後日、TOP100の発表もあるそうです。
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