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第9回「高橋源一郎小説でもどうぞ」で『桃太郎』が佳作に選ばれました! [受賞報告・自作掲載]

記事のUPを忘れていたので、記録のために掲載です。
3回目の佳作です。

〔高橋源一郎 小説でもどうぞ〕
https://www.koubo.co.jp/reading/rensai/oubo/douzo/douzo09.html

〔作品 齊藤想『ウソの世界』〕
https://www.koubo.co.jp/reading/rensai/oubo/douzo/douzo09/douzo09_a7.html


今回もぴこ山ぴこ蔵さんの『あらすじの森』にあるツール『三題噺・通常版』を活用しています。
https://mori.arasuji.com/

でてきた単語は「七面鳥」「入れ替わり」「お盆」です。
これにテーマの「冒険」を加えます。
いまのところ、「3つ中、2つで設定を作り、残り1つで展開を考える」 が自分の中ではしっくりきています。
本作の場合、「七面鳥」「入れ替わり」で設定を作り、「お盆」で展開を作りました。

(あらすじ)
・お遊戯会の桃太郎で、なぜか、キジを七面鳥を変更せざるを得なくなった。
・しかも、鬼ヶ島ではなく、冥界(お盆からの連想)に攻め込むことになった!

ここからオチを作っていきます。
冥界に攻め込むわけですから、目的は死者を連れて帰ることになります。とはいえお遊戯会に幽霊を出すわけにはいかないので、祖父母にご登場願うことにしました。
すると、全体的なストーリーはハートウォームな話に決定です。
オチが決まれば、あとはいつもの通り、冒頭から調整していきます。オチを活かすために、前半は暗くせずハチャメチャにしてみました。どれだけ混乱したお遊戯会になるのだろうかと心配させておいて、最後に心を温めるさせる作戦です。
この落差が重要といいますか。
なお「園長先生がサルの役」というのは、何回か前に解説したBメロ作戦です。全体的なストーリーには無関係ですが、くすぐりを入れることで、ストーリー展開を円滑にして読者を文章に引き込むことを狙ってます。
自分としてはいろいろな技術をつぎ込んで書いた作品ですが、いかがでしょうか?

―――――

……という感じで自分のメルマガでちょっとした解説を書いています。
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