【書評】野田昌宏『レモン月夜の宇宙船』 [書評]
表題作は、野田昌宏の代表作です。
野田昌宏はSF作家の顔と、テレビ制作会社社長としての顔があります。
むしろ後者の方がなじみが深いかもしれません。
特に『ひらけ!ポンキッキ』は誰もが知る番組で、ガチャピンのモデルは野田昌宏です。
『料理の鉄人』も大ヒットしました。
本作は8つの短編が収録されています。
野田昌宏の文体ですが、無駄口体といいますか、けっこう余計なことをたくさん書いています。
『学術研究助成金』は、その無駄口がマッチしていて、コミカルな短編に仕上がっていると思います。
ただ、当時の雰囲気もあるとは思いますが、無駄口がストーリーを分かりにくくしている面もあるかと思います。
好みが分かれるかもしれません。
野田昌宏の代表作を読みたいひとのために!
野田昌宏はSF作家の顔と、テレビ制作会社社長としての顔があります。
むしろ後者の方がなじみが深いかもしれません。
特に『ひらけ!ポンキッキ』は誰もが知る番組で、ガチャピンのモデルは野田昌宏です。
『料理の鉄人』も大ヒットしました。
本作は8つの短編が収録されています。
野田昌宏の文体ですが、無駄口体といいますか、けっこう余計なことをたくさん書いています。
『学術研究助成金』は、その無駄口がマッチしていて、コミカルな短編に仕上がっていると思います。
ただ、当時の雰囲気もあるとは思いますが、無駄口がストーリーを分かりにくくしている面もあるかと思います。
好みが分かれるかもしれません。
野田昌宏の代表作を読みたいひとのために!
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