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【書評】村上しいこ『給食室の日曜日』 [書評]

ほっこりくる児童文学です。


給食室の日曜日 (わくわくライブラリー)

給食室の日曜日 (わくわくライブラリー)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/01/27
  • メディア: 単行本



日曜日の給食室では、しゃもじばあさんや、おなべや、フライパンといった調理器具たちが楽しく遊んでいます。
その中で、「しんがたフードプロセッサー ほうちょうステ」というメモが見つかります。
ほうちょうが捨てられる。
このことを知った仲間たちは、ほうちょうにこの事実を隠すかどうするかモメつつ、定年退職を迎える調理員のせきさんのために、せきさんが大好きなオムライスを作ってあげようと練習を始めます。
ここまで書けば、オチはだいたい分かると思います。
それでも、ほうちょうに対する気遣いと、オムライス作りのための奮闘という二つのストーリー軸がよく絡まり、楽しく読むことができました。
内容は普通ですが、書こうとすれば難しい。難しいゴロを、難しく見せずに捌く名手のような、作者の技術を感じさせる作品だと思います。

ほっこりしたいひとのために!
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