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【書評】早坂隆『日本の戦時下ジョーク集~満州事変・日中戦争編~』 [書評]

戦時下でも日本にはジョークが溢れていました。


日本の戦時下ジョーク集 満州事変・日中戦争篇 (中公新書ラクレ)

日本の戦時下ジョーク集 満州事変・日中戦争篇 (中公新書ラクレ)

  • 作者: 早坂 隆
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2021/07/25
  • メディア: 新書



太平洋戦争というと、悲惨さをアピールするか、軍事的な側面を解説した本が多数です。
そうした中で、ジョークを取り上げた本書は異彩を放ちます。いつの時代も”笑い”は求められており、不自由な戦時下でも同じです。
いまよんでも、クスリと笑ってしまう小噺がたくさん収録されています。
本書は満州事変(昭和6年ころ)から始まります。
そのころは、まだ戦争は遠くの国の出来事であり、兵隊たちが戦っている感覚だったと思います。
エノケン、エンタツ・アチャコ、ミスワカナ・玉松一郎たちが人気を博し、秋田實が漫才の台本を書きまくっていました。
しかし、昭和15年ころになると台本に検閲が入るようになり、国策に反する演目はできなくなります。
そうした不自由さがあったものの漫才は続けられ、昭和15年には雑誌の出版部数がピークを迎え、まさに全盛期を迎えます。
こうして、太平洋戦争へと突入していきます。

戦時下のジョークを知りたいひのために!
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