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【書評】高永喆『韓国左派の陰謀と北朝鮮の擾乱』 [書評]

金正男暗殺事件直後の出版です。


韓国左派の陰謀と北朝鮮の擾乱

韓国左派の陰謀と北朝鮮の擾乱

  • 作者: コウ・ヨンチョル
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2020/02/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



時事物だけに時代の流れが速いです。
金正男暗殺事件の直後に出版されただけに、その意味と目的の分析に多くが裂かれています。
朴槿恵大統領が弾劾されますが、彼女は基本に忠実な政策を行ってきたが、「賄賂文化を否定」したために左派保守ともに攻撃されたという分析は面白いです。
著者は元韓国国防総省北朝鮮情報分析官でした。その経験から、北朝鮮がサイバー部隊を駆使して韓国の国民感情を動かしているということを告発していることも興味深いです。
その後の北朝鮮・韓国の動きと照らし合わせてみても、面白いかもしれません。

北朝鮮・韓国のことを知りたいひとのために!
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