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第9回加古川清流戦第2局、第3局(池永天志四段VS服部慎一郎三段) [将棋]

池永四段の先勝で迎えた第2局です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/seiryu/

池永天志の読みかかたは(いけなが たかし)です。(てんし)ではありません。
でもだれもが(てんし)と呼びたくなるのか、あだ名は(テンテン)だそうです。
詰め将棋が得意で、あの藤井聡太に次いで2位の成績を上げたことがありますが、1年目の成績は10勝9敗と新人としては物足りないです。
前期順位戦も6勝ち4敗と辛うじての勝ち越しです。
しかし、ここで加古川清流戦で優勝すれば実績として残りますし、大きな自身になると思います。
第6回優勝の井出隼平四段は、第7回でも準優勝し、今期も準決勝まで勝ちあがっています。
やはり自信のなせる技だと思っています。
デビュー2年目の池永四段ですが、みごと初優勝なるでしょうか!

【第2局棋譜】
http://live.shogi.or.jp/seiryu/kifu/9/seiryu201910200101.html

さて将棋ですが、2局目も矢倉となります。
後手の池永四段が早めにつっかけて、小競り合いが始まります。
服部三段の玉は薄いながらも均衡を保ち、逆に池永四段の攻めゴマを責め返します。
中盤でじっくりと優勢を築くと大人の対応でリードをじわじわ広げ、最後は先輩四段を即詰みに打ち取りました。
これで優勝の行方は第3局にもつれ込みます。

【第3局棋譜】
http://live.shogi.or.jp/seiryu/kifu/9/seiryu201910200201.html

3局目もまたまた矢倉模様となります。
後手が手損したこともあり、先手池永四段が快調に攻めていきます。
服部三段も後手矢倉らしく8四角と据えて反撃を見せますが、逆に玉頭から反撃されて角を追われ、先手陣がどんどん伸び伸びとしてきます。
歩のスクラムで服部三段の攻撃陣を圧迫すると、池永四段は飛車切りから一気に決めに行きます。
101手目を指された服部三段の残り時間は20分。持ち時間を使い切り、そのまま投了しました。

池永四段は嬉しい棋戦初優勝です。おめでとうございます!
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