SSブログ

第9回加古川清流戦第1局(池永天志四段VS服部慎一郎三段) [将棋]

デビュー2年目の若手と、奨励会三段の決戦となりました。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/seiryu/

加古川清流戦は若手棋士の登竜門という扱いです。
参加資格者は棋士四段位・奨励会三段位上位者、女流棋士2名、 アマチュア3名ですが、デビュー2年目の26歳、奨励会3段リーグで4位の成績を収めた19歳の決勝は、いかにも加古川清流戦らしいといえます。
服部三段は次点を持っており、あと1勝していれば2回目の次点でフリークラス入りの権利を得るところまできています。
なお、両者は1期だけリーグが重なっていますが、対戦はありませんでしたので、本局が初顔合わせとなります。
さあ池永四段は、先輩棋士としての貫禄を見せることができるでしょうか!

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/seiryu/kifu/9/seiryu201910190102.html

ということで将棋です。
持ち時間1時間チェスクロック使用という短時間の棋戦の上に、1局目が千日手指し直しとなったため、先手残り48分、後手残り30分というさらなる早指しとなります。
矢倉模様に進みますが、先手服部三段が銀を6六に進出させ、4五歩と仕掛けて戦いが始まります。米長流急戦矢倉です。
そこから中央で押し合いとなりますが、50手目~60手目あたりが勝負所だったようです。
5三歩のたれ歩が玉に逃げられると空振りぎみで、逆に後手池永四段から急所に歩を伸ばされて服部三段は苦しくなります。
玉を固めながら反撃するという奨励会らしい勝負術を見せますが、丁寧に指した池永四段がリードを広げ、まずは貫禄の一勝です。

2局目、3局目は翌日(10月20日)に開催です!

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。