【書評】大倉祟裕『福家警部補の考察』 [書評]
福家シリーズの第5段です。
今回は短編4本が収録され、いかにも福家シリーズといった趣がします。
『東京駅発6時00分 のぞみ1号博多行き』では、倒叙ミステリとしては珍しいタイムリミットの設定がなされています。
この設定を成立させるためにいろいろと苦労を重ね、ラストでは福家が犯人を罠にかけます。
この罠を成立させるためにキャラクターにある設定がなされて・・・・・・とかなり技巧が詰まった作品です。
それだけに作為がいろいろと目立つというマイナス面はありますが。
福家シリーズを楽しめる短編集だと思います。
倒叙ミステリを楽しみたいひとのために!
今回は短編4本が収録され、いかにも福家シリーズといった趣がします。
『東京駅発6時00分 のぞみ1号博多行き』では、倒叙ミステリとしては珍しいタイムリミットの設定がなされています。
この設定を成立させるためにいろいろと苦労を重ね、ラストでは福家が犯人を罠にかけます。
この罠を成立させるためにキャラクターにある設定がなされて・・・・・・とかなり技巧が詰まった作品です。
それだけに作為がいろいろと目立つというマイナス面はありますが。
福家シリーズを楽しめる短編集だと思います。
倒叙ミステリを楽しみたいひとのために!
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