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第4期叡王戦挑戦者決定3番勝負第2局(菅井竜也七段VS永瀬拓矢七段) [将棋]

永瀬七段の先勝で迎えた第2局です。

【中継サイト】
http://www.eiou.jp/

両者とも電王戦に出場経験があります。
第3回将棋電王戦において菅井七段は習甦と対戦しましたが、98手で敗れました。大晦日に再戦しますが、再び敗れています。
永瀬七段は将棋電王戦FINAL第2局でコンピューターソフトのSeleneと対局。最後の角不成りばかりが注目されますが、あれは勝ちを読みきってからの一手です。
やや不利な局面から粘りに粘り、コンピューター相手にひっくり返した腕力こそ、永瀬七段の持ち味だと思います。
電王戦に縁のある二人が、ドワンゴ主催の棋戦で挑戦権を争うのも、因縁めいたものを感じます。
さあ、二人は新たな伝説を作ることができるでしょうか!

【棋譜】
http://www.eiou.jp/kifu_player/20190219-1.html

ということで将棋です。
後手菅井七段が用意した作戦は、菅井流三間飛車でした。
これは王位を奪取したときにも採用した作戦で、金を四段目に進出し、金の圧力で制圧する作戦です。
先手の永瀬七段は四筋から戦いを起こしますが、後手は素早く逆用して反撃し、後手有利のまま終盤にもつれ込みます。
しかし、ここから永瀬七段は粘ります。
お互いに人間らしい、最善手ではないが、お互いの駆け引きのような終盤の駆け引きが続きます。
後手勝勢から互角まで揺れ動きますが、最後まで菅井七段の心が折れることはありませんでした。
最後は188手の長手数となりましたが、菅井七段が勝ちきり決着は最終局に持ち越されました。

第3局は2月22日に対局です!
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