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【書評】大倉祟裕『聖域』 [書評]

山岳ミステリーの旗手である著者の代表作です。


聖域 (創元推理文庫)

聖域 (創元推理文庫)

  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2011/07/15
  • メディア: Kindle版



主人公は元山岳部の社会人です。
大学時代の同期であり、目標だった友人が彼の実力からすれば信じられないような場所で滑落死したことに不信感を持ちます。
調査を続けたところ、過去の事件との繋がりが見えて、さらには次なる事件が発生します。
著者は山岳系同好会に所属していたこともあり、山の描写が巧みです。
ミステリとしても、意外な犯人像など、練りこまれた作品だと思います。

いつもとは違うミステリを読みたいひとのために!
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