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第8期女流王座戦第2局(里見香奈女流王座VS清水市代女流六段) [将棋]

里見女流王座の先勝で迎えた第2局です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/

第4期叡王戦の特別企画として、『りゅうおうのおしごと』の作者である白鳥四郎氏による本選出場者に対する特別インタビューが掲載されています。
将棋は現役時代が長いゲームなので、多くの棋士がモチベーションの保ち方に触れています。
里見香女流王座は、女性初の棋士を目指していましたが、年齢制限により奨励会を退会しました。
女流王位戦で敗れたこともあり、モチベーションの低下を心配していたのですが、女流王将戦を連勝で防衛し、棋士との対戦でも五分に近い成績を残しています。
奨励会退会は完全にふっきれたとは言えないのかもしれませんが、心の中でひとつの段階を超えたのかもしれません。
さあ里見香女流王座は、女流棋界最高位の棋戦で強さを見せつけることだできるでしょうか!

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/8/joryu_ouza201811080101.html

先手里見女流王座は中飛車に構えます。
清水女流六段はもちろん居飛車なので対抗形です。
里見女流王座は手早く美濃囲いに玉を仕舞うと、左金を力強く前線に繰り出します。
まずは銀交換を果たしてから歩をあわせて金をさらに前に出します。
まだ中盤に入ったばかりですが、48手目の後手5四歩が問題だったようです。
すぐに6三銀と切り返され、後手は駒損を甘受して指す方針だったようですが、さすがに飛車銀交換は大きすぎました。
以降は里見女流王座が一方的に攻め続け、87手まで持ち時間の半分も消費しない圧勝でした。
清水女流六段には何か錯覚があったのかもしれません。
これで里見女流王座の連勝となり、防衛まであと1つに迫りました。

第3局は11月21日(水)、静岡県静岡市「浮月楼」で行われます!
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