【書評】岩瀬大輔『がん保険のからくり』 [書評]
ライフネット生命設立に参画した著者が保険について語ります。
第1章にタイトル通りがん保険についての説明があるが、メインは第2章以降です。
著者は保険の本質について「確率の低い事象に大勢で備えること」と説明します。よって、高齢者医療のように確率の高い事象については保険でなく預貯金で対応すべきと説きます。
これはまさにその通りで、数字で計算されると反論できるひとは少ないと思います。
また公的医療制度についても説明され、リアルな自己負担額としては巨額にはならないことも示されています。
基本的に良心的な本だと思います。
こうした時代にどのような保険が必要なのか検討し、その結果として誕生した自社商品の宣伝があることはご愛敬ということで。
保険について知りたいひとのために!
第1章にタイトル通りがん保険についての説明があるが、メインは第2章以降です。
著者は保険の本質について「確率の低い事象に大勢で備えること」と説明します。よって、高齢者医療のように確率の高い事象については保険でなく預貯金で対応すべきと説きます。
これはまさにその通りで、数字で計算されると反論できるひとは少ないと思います。
また公的医療制度についても説明され、リアルな自己負担額としては巨額にはならないことも示されています。
基本的に良心的な本だと思います。
こうした時代にどのような保険が必要なのか検討し、その結果として誕生した自社商品の宣伝があることはご愛敬ということで。
保険について知りたいひとのために!
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