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【書評】貴志祐介『鍵のかかった部屋』 [書評]

防犯探偵・榎本シリーズの第3作です。


鍵のかかった部屋 「防犯探偵・榎本」シリーズ (角川文庫)

鍵のかかった部屋 「防犯探偵・榎本」シリーズ (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2012/05/25
  • メディア: Kindle版



主人公は、防犯ショップ「F&Fセキュリティ・ショップ」店長の防犯コンサルタントで本職は泥棒である榎本径です。
となれば、扱われるのは徹底的に密室です。
古今東西、密室トリックは出尽くしたといわれてきましたが、貴志祐介はそこに堂々と乗り込み、しかも斬新なトリックを産み出していきます。
このアイデアには脱帽です。
特に『歪んだ箱』はアイデアと伏線が絶妙にマッチしています。

密室トリックを楽しみたいひとに!

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