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第72期名人戦第1局(森内俊之名人VS羽生善治三冠) [将棋]

将棋界でもっとも歴史のあるタイトル戦といえば「名人」です。大山時代、中原時代と将棋界にはその時々で大棋士が登場しますが、名人の交代により時代が変わったことを実感するのがほとんどの将棋ファンだと思います。
実力制名人の系譜は、木村義雄~大山康晴~中原誠と引き継がれ、1988~2001年までは名人が激しく入れ替わる乱世となります。
現在はというと、おそらく将来は羽生・森内時代と呼ばれるようになるのではないかと思っています。
何しろ、2002年~2013年まで、名人は森内俊之か羽生善治のどちらかでした。
内訳は森内8期、羽生4期です。
そして、2014年も両者の間で名人が争われます。
両雄が並び立つ珍しい時代に名人戦を堪能できることを、いち将棋ファンとして、楽しみたいと思います。

ということで将棋です。
戦形は相懸かりになります。
元々、相懸かりは定跡が整備されていないため力戦型になりやすいですが、本局は序盤早々に羽生三冠が角飛車交換をしかけて、参考とすべき前例がまったくない混戦へと突入します。
後手の主張としては、角飛車交換は若干の損ですが、先手は角成りを防ぐために自陣飛車を打たざるを得ない。自陣飛車より手持ちの角が有利。そういう大局観だと思います。
そこからお互いにジリジリと陣形を整備して、2日目の午前中もまるで序盤戦のような戦いが続きます。
局面が動き出したのは昼食休憩の少し前です。
手将棋のなか、動くのは攻め気風の羽生三冠です。
手の広い局面から左辺、右辺と駒を駒をぶつけていき、114手目に2枚目の角も切り、小駒だけで寄せを目指します。
森内玉が寄るのか寄らないのかギリギリの攻防のなか、最後は森内名人の反撃を余して、178手まで後手の羽生三冠が難局を制しました。
森内・羽生の対戦は先手番の勝率が異様に高いことが知られているので、羽生三冠が森内名人の先手番をブレイクしたことになります。
この1勝は名人戦の行方を左右する1勝になるかもしれません。

第2局は4月22・23日(火・水)に福島県喜多方市「熱塩温泉・山形屋」で行われます!

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