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第3回電王戦について [将棋]

いよいよ電王戦が始まりますが、ちょっと思うことを書いてみたいと思います。

【電王戦HP】
http://ex.nicovideo.jp/denou/

徐々に規模が大きくなっていく電王戦。安部総理大臣が振り駒をするのには驚きました。

電王戦のルールについて、今年は大きく改正されました。
大きなところでは、PCが統一スペックになったこと。もうひとつはソフトの事前貸し出しが義務付けられたこと。そして、開発者は提供後の改造が禁止されたことです。
これについてプロ有利にするためじゃないかとか、いろいろうがった見方がありますが主催者であるドワンゴ社側の希望だそうです。
どうすれば公平なルールになるのかだれも分からないわけですから、とりあえずやってみよう、という考えのようです。

PCのスペックを統一することについては、妥当だと思います。
出場ソフトを決める電王戦トーナメントにおいて「ソフトの優劣で競って欲しい」との主旨でPCを統一していますので、電王戦でPC制限を解除すると、電王戦トーナメントとは実質的に別ソフトになってしまう可能性があります。
また、個人で高性能PCを用意し、会場に持ち込み、かつ完璧に動かすのはそれだけで大変なことのようです。また、輸送中のトラブルも心配です。
開発者のみなさんは、日々の正業をこなしながら趣味で将棋ソフトの開発に取り組んでいます。そうした開発者の負担を減らす意味でも、良いことではないかと。そう思います。
ソフトの事前貸し出しについても、微妙なところですが、やむをえないかなと。
電王戦の理想形は、人間もPCも、お互いの良いところが最大限発揮された勝負が繰り広げられることだと思います。
第2回電王戦でいえば、第2局と第3局です。
指すのは同じ将棋とはいえ、人間とPCでは筋が異なりますので、事前練習で馴れておかないと人間側にミスが頻発してせっかくのイベントが台無しになる可能性が高まってしまうと思います。また、異筋を見て、持ち時間を無駄に食いつぶす要因にもなります。
純粋な勝負という意味では疑問がありますが、お互いに良いところを引き出すためなら、次善の策ではないかと思います。
それと、事前にプロ側が研究すればかなり有利という意見もありますが、日々の対局に追われるプロ棋士たちが、対PCのために研究できる時間はそれほど多くないと思います。なにしろ持ち時間が5時間ですから、同じ条件で対局できる局数には限りがあります。
そういうことから考えると、事前貸し出しがあっても、”馴れる”程度が限界ではないかと思います。
もっとも今回の電王戦でプロ側が圧勝するようなら、事前練習の最大持ち時間は1時間以内とか、本番と同条件では事前練習できないような規制もありかもしれません。

電王戦の事前予想は非常に難しいのですが、プロ側の2勝3敗かなあ、という気がします。
実力うんぬんより、事前研究の量が物を言うような気がします。
そういう意味で、おそらくみっちり研究すると思われる初戦の菅井竜也五段がキーパーソンになりそうな気がします。
また、人間側が一方的に敗れる可能性もけっこうあると思います。
結果がどうなることか。ああ怖い……。
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龍淵 灯

創作サイトを開設しました。創作日誌やブックレビュー、コラムなど掲載しています。よろしければ相互リンクをしていただきたいので、一度ご覧になってもらえないでしょうか。
by 龍淵 灯 (2014-03-15 22:19) 

サイトー

>龍淵灯さん
ちょっと分かりにくいですが、お役立ちリンク集にいれました。
ブログのデザインをなんとかしたいのですが、技術がなくてすいません……。
by サイトー (2014-03-16 06:36) 

龍淵 灯

ありがとうございます! 早速リンクページに掲載させてもらいます。
by 龍淵 灯 (2014-03-16 21:41) 

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